イグナシオ、チュアが参戦!
前回の記事に引き続き、ジャパンオープンに参戦する海外選手を紹介していく。今回は【男子・若手選手紹介】編、【女子選手紹介】編で、それぞれ3名ずつを、ご紹介する。
【男子若手選手】
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『ジェフリー・イグナシオ』 フィリピン・1992年生まれ・25歳
2014年には22歳で『チャイナオープン』準優勝という成績を残した。日本では
2016年に『関東オープン』優勝を果たしている。準備ストロークを1回しかしない独特なプレースタイルが特徴的で、日本でも人気のフィリピン若手トップ選手。
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『ヨハン・チュア』 フィリピン・1992年生まれ・25歳
イグナシオと同い年のフィリピン若手トップ選手。
2015年の『全日本選手権優勝』で同じフィリピン人の世界チャンプ、ロニー・アルカノを倒して優勝。今年の『World Pool Series』第1戦では3位タイの好成績を残しており、実績・実力共にイグナシオと伯仲している。
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『呉坤霖(ウー・クンリン)』 台湾・1995年生まれ・22歳
2016年に当時21歳にして『9ボール世界選手権』ベスト32、『チャイナオープン』で3位タイに入賞している台湾・期待の若手。日本での最高戦績は2016年『全日本選手権』のベスト32。
【女子選手】
『陳佳樺(チェン・チャーファ)』 台湾・2000年生まれ・17歳
昨年の『ジャパンオープン』では当時16歳ながら準優勝した。『ナインボール世界ジュニア選手権』でも優勝した経験があり、近い将来、世界で活躍することが期待される選手。シュート、ポジショニング共に高い能力があり、昨年の『ジャパンオープン』ベスト8では河原千尋を相手に、オープニング3連続マスワリを絡めて、金星を挙げた。
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『王婉菱(ワン・ワンリン)』 台湾・1997年生まれ・20歳
当時10代にして、
2016年の『北陸オープン』を制覇。2015年のジャパンオープンでベスト8、2016年にはベスト16に残っている。ショートカットにメガネがトレードマーク。
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『ジェニファー・チェン』 台湾・1975年生まれ・42歳
「元祖ビリヤードアイドル」と呼ばれるほどのルックスの持ち主で、写真集も出している。『全日本選手権』2度の優勝、『アムウェイカップ』優勝など、腕前も一級品。
その他にもロマエル・モルタ、P・J・オルテガ、エルビス・ペレスの日本に馴染みのあるフィリピン人や、20歳前後の台湾プレイヤーなどがジャパンオープンには出場する。海外選手、特に台湾のプレーを見る機会は『ジャパンオープン』の他には『全日本選手権』(兵庫県開催)くらいしかないため、東京近郊に住んでいる人は生で観戦する希少なチャンスであることを特記しておく。