ワールドゲームズ日本代表選手壮行会
会場となった『日本スポーツマンクラブ』には多数の日本代表選手が集まった
7月5日(水)、東京都渋谷区の『岸記念体育館』内の『日本スポーツマンクラブ』において、7月20日(木)から30日(日)までの11日間の日程で開催される『第10回ワールドゲームズ』に参加する日本代表選手壮行会が開催された。
ワールドゲームズは『国際ワールドゲームズ協会』(IWGA)が主催し、『国際オリンピック委員会』(IOC)が後援する4年に一度、オリンピック開催年の翌年に行われる国際総合競技大会。その中にあってビリヤードは2001年の第6回秋田大会で公式競技に採用されて以降、今回のヴロツワフ大会まで5回連続で公式競技となっている。
ビリヤードからはキャロム(スリークッション)代表の梅田竜二(JPBF)が出席
ヴロツワフ大会のビリヤード日本代表選手は男女プール(ナインボール)の
大井直幸、
河原千尋(ともにJPBA)、キャロム(スリークッション)の
梅田竜二(JPBF)の3名に決定しており、この内、2005年の第7回デュイスブルグ大会(ドイツ)に続き2度目のワールドゲームズ出場となる梅田と『公益社団法人日本ビリヤード協会』(NBA)より東仙明彦事務局長、笠原一也理事が今回の壮行会に参加した。
当日はまず、壮行会に先立って多数の報道陣が取材に訪れた中で記者発表が行われ、ワールドゲームズの概要説明から、ヴロツワフ大会に出場する競技団体とこの日出席した日本代表選手の紹介、さらに質疑応答などが行われた。
来賓として出席した竹田恆和JOC会長が日本代表選手達へ激励の言葉を贈った
16時より始まった壮行会には、鈴木大地スポーツ庁長官、竹田恆和JOC会長、さらに開催国であるポーランドのヤツェク・イズィドルチク駐日大使らが来賓として出席。日本代表選手、競技団体関係者に向けて激励の言葉を贈った。その後、改めてインタビューも含めて日本代表選手達の紹介があり、梅田も出席者を前に「金メダルを獲ります」と力強く語った。
壮行会中には鈴木大地スポーツ長官(左2)が「頑張って下さい!」と日本代表最年長選手でもある梅田を直接激励。写真左から梅田、鈴木スポーツ庁長官、東仙明彦NBA事務局長、笠原一也NBA理事
なお、今回の記者発表と壮行会にはTBSテレビが入り、その模様がニュースとして放映されたが、本大会についてもTBSが取材に入り日本代表選手達の活躍ぶりを追うとのことだ。半月後に迫った4年に一度の大舞台でのビリヤード日本代表選手達の健闘とメダル獲得を期待したい。