第30回全関東学生ナインボール選手権大会
6月4日(日)に『日本ビリヤード協会』(NBA)主催による『第30回全関東学生ナインボール選手権大会』が開催された。学生も多く参加しているJPAの、『関東エリアチームチャンピオンシップ』が同日に行われたこともあり、今回の参加は7名と、やや物足りなさを感じる人数ではあったが、それに応じて大会はリーグ戦で行われ、白熱した試合が繰り広げられた。 7名中6名が大学生、残る1名は中学生だった。選手達による総当たり戦の結果、6勝0敗で完全優勝を収めたのが日本大学・劉之渝。2位が5勝1敗の東京大学大学院・加藤拓だった。両者の直接対決では4-3でヒルヒルゲームを劉がものにした。 その劉、加藤に敗れはしたものの、他の大学生達をやぶり4勝2敗の結果を残したのが、唯一の中学生・魚見凛。『日本学生ナインボール選手権大会』の小・中学生の部で入賞経験のある、これからの成長が期待される選手だ。今回は大学生に交じり、堂々の3位入賞となった。今年で30回目の開催となった全関東学生ナインボール選手権大会。伝統ある一戦の歴史に新たな記念碑が建てられた。
前列左から3位タイ:魚見凛、優勝:劉之渝、準優勝:加藤拓