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2017.05.25 トーナメント

アマチュアナインボールの祭典は今週末開催〜その2〜

全日本アマチュアナインボール選手権大会

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日本全国から320名のアマチュアプレイヤーが出場し、『全日本選手権』の会場でもある『あましんアルカイックホールオクト』特設会場で開催される『全日本アマチュアナインボール選手権』。この大会の特徴は、その舞台の素晴らしさの他に、トーナメントのフォーマットにもある。

プロであれアマチュアであれ、ポケットビリヤードのトーナメントには、敗者復活のあるダブル・イリミネーションが採用されていることが多いのだが、アマナインは、A級とB級が128名、女子級64名によって、一度負けたら終了というシングル・イリミネーションで戦われる。A級とB級は優勝するまでに7連勝、女子級は6連勝することが必要となるタフなトーナメントなのだ。

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会場となるのは兵庫県尼崎市の『あましんアルカイックホールオクト』特設会場


さらに1ゲームは、A級が9ラック先取、B級が7ラック先取、女子級が6ラック先取となっており、アマチュアトーナメントとしてはかなりのロングフォーマットになっているのも大きな特徴だ。

アマチュアのトップレベルで戦うA級のプレイヤーにとっては、初戦から一発勝負の緊張感が続く中、自分の実力を出し切ることができる9ラック先取は、プレイヤーとしての心技体を試される場。それゆえに、ここを勝ち抜くことでもたらされるタイトルは大きな価値を持つものとなっている。

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全カテゴリーでタフな戦いが続く


女子級については、近年の著しいレベルアップにともなって7ラックでも......という論が聞かれることもあるが、出場するプレイヤー達には、現在でも十分に撞き応えがあるフォーマットとして受け入れられている。また、B級に出場するプレイヤーにとっては、日頃のトーナメントではあまり撞くことのない7ラックの戦いで、目標とするAクラスプレイヤーへのステップアップのための、この場でしか得ることのできない貴重な経験を持ち帰ることができるフォーマットとなっているのだ(明日に続く)。