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プレデターREVOシャフト

好評発売中のプレデターキュー、REVOシリーズのシャフトが明日、発売される。これまでもREVOシャフトが装備されたキューは販売されていたが、REVOシャフト単体では初となる。発売されるのはタップ径が12.4mmと12.9mmの2種類のシャフトであり、ジョイントはUni-Locクイックリリース、またはUni-Locラジアルとなっている。

REVOシャフトの特徴は近年開発された航空宇宙産業用のカーボンファイバーによって製造されている点だ。発売当初よりその異色の見た目や、性能から話題を呼んでいた。REVOシャフトは通常の木のシャフトよりも硬く、パワーがある。また、左右の撞点を撞いた時に出るトビを減らすためにシャフトの先端が軽量設計されているなど、カーボンファイバーならではの構造になっている。木と違い湿気による曲がりなどが出ない事も特筆すべき点だ（プレデター社はREVOシャフトの反りに対して生涯補償をしている）。


REVOシリーズの使用者はまだ決して多いとは言えないが、プレデターとスポンサー契約を結んでいる塙圭介プロと原口俊行プロはREVOシリーズをメインキューとしてプレーしており、先日、日本を代表して『2017アジア選手権』にも参加した栗林達は「パワーや破壊力が非常に優れている」という理由でREVOシャフトを付けたブレイクキューを使用している。


これまでは金銭的な都合で手を出さなかったプレイヤーが、シャフト単体の販売によって購入を決める事で、これまで以上にREVOシャフトユーザーは増えるだろう。テニスラケットやゴルフクラブなどのスポーツ用品は、かつては木で作られていたが今では人工的な素材で作られる事が当たり前になっている。REVOシャフトもキューの歴史を転換させ、新たな時代を築くパイオニアとしてのアイテムになる可能性を秘めている。詳細が知りたい方はプレデター公式サイトへ。