春らしい快晴に恵まれた5月2日(火)、最も歴史あるビリヤードの『全日本選手権』である『第74回全日本スリークッション選手権』が、東京・成増の『アクトホール成増』特設会場を舞台に開幕した。
の7名に、昨年の『第66回全日本アマチュアスリークッション選手権』優勝の本松良を加えた8名が本戦シードとして登場し、ここに全国各地区の予選を通過した34名を加えた計42名が出場。
緒戦を30-24(アベレージ1.875)勝利し、好スタートを切った小野寺健容
大会のフォーマットは、まず42名を3名×14グループに分けた、30点ゲームの予選リーグを行い、各グループの1位と、グループ2位の内の成績上位2名、計16名が決勝トーナメントに進出し、ここから40点ゲームのシングルトーナメントを戦うというもの。まず大会初日の2日は予選リーグ前半戦、ステージ上に4台のテーブルが設置された会場では、午前9時30分スタートから午後5時30分スタートまで計7回転、28試合が行われた。
注目のJPBFシード勢は最終前の回転から登場し、それぞれ1試合を消化。前回覇者の島田がこの日のベストゲームとなる12キュー、30-12で勝利し、梅田竜二がハイラン15点、30-14で1勝を挙げるなど7名全員が勝利して、決勝トーナメント進出がかかった3日の予選リーグ最終戦に臨む。なお、本日は同じく午前9時30分より予選リーグの後半戦が行われ、予選が終了次第、ベスト16の戦い8試合が行われることとなっている。
JPBF女子プロとして唯一本戦参加の肥田緒里恵も1勝で2日目を迎える