大会初優勝を飾った大阪ローテーションクラブ(ORC)の吉岡保俊
4月29日(土・祝)、大阪府大阪市の『玉出ビリヤードACE』を決勝会場(予選は『マグスミノエ』『タツミ』を併用)に『第34回ORCオープン』が開催された。この大会は、第1回大会から現在までローテーションが競技種目となっており、主催・主管の『大阪ローテーションクラブ』(ORC)を中心に、JPBA、JAPA、JAPA関西の6クラブの協力の下で行われている。
毎年関西圏を中心に数多くのプロ、アマチュアプレイヤーが出場する今大会。今年はJPBAプロ12名(内、女子プロ2名)を含む76名が、予選180点先取(アマ女子・B級は140点先取)、決勝240点先取(アマ女子・B級は180点先取)のフォーマットで熱いローテーションバトルを繰り広げた。
この日1日を通じて素晴らしいプレーを見せ、見事に優勝を果たしたのがORCの吉岡保俊。ダブル・イリミネーションの予選を勝者側から通過するとシングル・イリミネーションとなった2次予選にも勝利して決勝トーナメントへ。さらにベスト16からは
大会ベスト4。左から3位タイ・大橋義治(SBC)、優勝・吉岡、準優勝・飯間、3位タイ・田中
との対戦となった決勝でも、第3ラックで一時飯間に163-197と逆転されたものの、第4ラック、飯間の6番ファウルから12番までをしっかり取り切って再逆転し、2週間後に迫った『第53回全日本都道府県対抗ポケットビリヤード選手権大会』に向けて弾みのつく、嬉しい大会初優勝を飾った。