親子でキッズビリヤード2017
イベントは今回も大盛況となった
昨年より継続的に開催されるようになり、毎回満員御礼で人気を博している『親子でキッズビリヤード』。その2017年第2回イベントが4月23日(日)に行われた。引き続き、東京・池袋の『ビリヤード・ロサ』が会場となっている。
2時間のイベント中、親子の笑顔は絶えることがなかった
この『親子でキッズビリヤード』はメンタルコーチとしてプロアマ問わず様々な競技者達を指導し、CUE'S本誌でもメンタルをテーマにした記事の執筆などをしている松本敏明氏が中心となり、会場のビリヤード・ロサ、JPBAの
水下広之プロと
松村浩道プロ、昨年発売の『楽しみながら上手くなる ビリヤード・ドリル』を執筆している関浩一氏らが協力して開催している。プロ達の指導を受けられ、しかも作り込まれたコンテンツで親子ともに楽しめるイベントとなっている。
子供達に丁寧なレッスンを行う水下プロ
今回はスペシャルゲストとしてアーティスティックの全日本チャンピオン、
渡辺元プロ(JPBF)が登場。参加者達をマッセショットで大いに沸かせてからイベントがスタートした。その後はマナー説明やフォームレッスン、課題チャレンジ、そしてオリジナルゲームの「キッズイングリッシュビリヤード」での対戦、という具合に進行していく。
スペシャルゲストとしてスーパーショットを披露した渡辺プロ
ビリヤードの楽しさを知って継続的に参加する親子が多くいる一方で噂を聞きつけてやってきた初参加の親子も何組もおり、レベルの幅も徐々に広くなってきた。しかしそこはプロ達ばかりでなくボランティアで集まってきたスタッフ達が協力し、ビリヤードを楽しめるよう行き届いた丁寧なレッスンを行っていた。しかも子供達だけではなく、ビリヤードは初めてだという父母にもスタッフがレッスン。これで未経験の親と子であっても、一緒になって楽しめるという訳だ。
松村プロのレッスンを受ける子供の表情も真剣そのもの
課題のレベルもそれぞれに合わせたものを製作し、親子同士の対戦では今回よりハンデ制も導入。さらに全員がビリヤードを楽しめるよう今年から水下プロと松村プロによる親子1組とプロ1人のワントゥーワンレッスンの時間も新設されている。そして今回は卓球用のネットやターゲットプール用の的が持ち込まれており、子供達がさらに楽しくビリヤードができるための新たな遊び・ゲームも開発中とのことだ。
会場にマイキューを背負ってやってくる子供達やイベント後もさらにビリヤードを遊んでから帰る親子の姿もある。こうした光景こそ、イベントを通してビリヤードが子供達にとって両親とあるいは友達と一緒に楽しめる遊びとして最高の満足を得た証左ではないだろうか。
マイキューを持って参加するキッズも
さらに楽しく進化中のこの親子で楽しめるビリヤードイベントに今後も注目したいところ。次回は6月11日(日)に開催が予定されている。参加者募集の告知はSNSでの発信されるので、参加を考えるなら
ビリヤードロサfacebookページなどをチェックしておくと良いだろう。
Masato Kitamura