第29回北海道オープン
明日、4月22日(土)から2日間に渡って、『第29回北海道オープン』が開催される。今年の決勝日は『札幌トヨペット月寒店トヨペットスクエア』に設置される特設テーブルで行われる。
1999年からナインボールで開催されてきた北海道オープンだが、昨年との違いはナインオンフットになったことだ。
スリーポイントルール採用、初日は7ラック先取のダブル・イリミネーション、ベスト128からは8ラック先取のシングル・イリミネーションとなっており、2日目はベスト32から8ラック先取で行われる。
最近の公式戦ではあまりない、ブレイクエース有効となっているのも今大会のフォーマットの特徴だ(ただしスリーポイントルールでイリーガルの場合はエース無効)。
昨年の北海道オープンで連覇を達成した大井直幸
今年の北海道オープンで注目する選手として真っ先に挙げられるのは昨年の決勝戦で
土方隼斗との熱戦を制し、連覇を達成した
大井直幸だ。大井は2012年にも優勝しており、同大会との相性は良く、前人未到の3連覇を達成できるか注目だ。
その他の注目選手は、大井と同じく北海道オープンで2連覇を含め通算3勝している
羅立文、2008年の本大会で8連マスの日本記録を樹立し、優勝を果たしている土方などが挙げられる。土方は4月9日(日)に開催された『東日本グランプリ第2戦』で優勝しており、状態が良いまま本大会に臨むことになるだろう。
昨年の北海道オープンの平口結貴
また、北海道在住のプロ達が参戦することも、もちろん注目ポイントであり、女子プロの
平口結貴も昨年の北海道オープンに参加している(昨年出場時はプロ転向前)。
本大会は北海道におけるビリヤードの普及を主旨としており、予選日、決勝日ともに観戦料は無料。特設会場は吹き抜けの1階を使用していて、2階からは試合テーブルが見下ろせるようになっている。プロ達の美技をじっくりと見られる格好の機会になっているので、ぜひ訪れてみてはいかがだろうか。