第26期球聖戦挑戦者決定戦・球聖位決定戦
会場となっている広島市の『ビリヤードみゆき』
4月15日(土)に『第26期球聖戦・挑戦者決定戦』が、4月16日(日)に『球聖位決定戦』が現・球聖位である大坪和史のホーム、広島県広島市の『ビリヤードみゆき』で行われる。
1月から開催されていた熾烈な東西予選を勝ち抜いた代表は、東日本代表が喜島安広(埼玉)、西日本代表が宮城龍馬(沖縄)だ。
この両名がナインボール・7ラック、3セット先取の挑戦者決定戦を行い、勝った方が挑戦者として、その翌日の球聖位決定戦で、現・球聖位の大坪和史と、7ラック、5セット先取の対戦することになる。
東日本代表・喜島安広
東日本代表の喜島は第19期〜第22期の球聖位であったが、第23期の球聖位決定戦で現・球聖位である大坪に敗れ失位している。大坪はそこから球聖位を防衛し続けており、もし喜島が挑戦者決定戦を勝ち抜いて現•球聖に臨むことになれば、3年前の球聖位決定戦の再現となる。
西日本代表・宮城龍馬
西日本代表の宮城は沖縄県のトップアマであり、今回で初の西日本代表となり挑戦者決定戦に臨む。
宮城はアマチュアながら2009年、2014年の『ジャパンオープン』でベスト32、また2014年の『第50回全日本都道府県対抗ポケットビリヤード選手権大会』において沖縄県チームが優勝した際の一番手を務めており、その実力は折り紙付きだ。
現球聖位・大坪和史
迎え撃つ現•球聖の大坪は第23期〜第25期まで3期連続で在位しており、今回の防衛に成功すれば、過去に高橋邦彦、喜島が記録した最高連続在位記録と並ぶ、4期連続の球聖位となる。また通算在位記録は過去最高となる5回に更新することになる。これは東日本代表の喜島も同様であり注目だ。
今年の球聖戦は例年と同様、もしくはそれ以上にハイレベルな戦いとなり、また記録の更新もあり得る試合となる。新たな伝説の誕生は見逃せない。なお、第26期球聖戦の2日間の戦いは、『
YouTube Live』にて完全配信されるとのことなので、遠方で観戦に行けない方は、アマチュア最高峰のナインボールバトルをこちらでご覧になってみてはいかがだろうか。