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過去のニュース(2017年)

2017.04.11 トーナメント

中村舞子が新女流球聖位を獲得

第9期女流球聖戦・女流球聖位決定戦

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中村舞子がフルセット、ヒルヒルの激闘を制して勝利


全国各地でプロ、アマチュアのビリヤードトーナメントが数多く開催された4月9日(日)、大阪府大阪市の『マグスミノエ』を会場に『第9期女流球聖戦・女流球聖決定戦』が開催された。

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会場となった『マグスミノエ』


女子アマチュアプレイヤー最高峰のタイトルの一つとして、『日本アマチュアポケットビリヤード連盟』(JAPA)が主催するこの大会は、約2ヵ月の期間をかけて全国で行われてきた予選を勝ち上がった東日本と西日本の代表2名が、一対一で雌雄を決する女流球聖戦のクライマックス。

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東日本代表は神奈川の野間多美子


本来であればこの対戦の後に、現女流球聖とこの戦いの勝者が最終決戦を行うのだが、既報の通り、第8期女流球聖位に就いた平口結貴が同年にJPBAプロとなり女流球聖位が空位となっているため、第9期の女流球聖位はこの試合で争われることとなった。

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2人の戦いは終始競り合う展開となった


今年の東日本代表は神奈川の野間多美子、そして西日本代表は長崎の中村舞子。ともに決定戦は初登場でどちらが勝っても初の女流球聖位獲得となる戦いとなった。

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中村は応援幕の通りの「力戦奮闘」であった


ナインボールの4セット先取(1セット7ラック先取)という、ロングフォーマットで争われた決定戦は、経験豊富な試合巧者同士が一進一退の攻防戦を展開して大熱戦に。7-4で野間が取った第1セット以降、第4セットまでを互いに取り合い2-2となり、勝負は終盤戦に突入した。

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野間も「頂」を目指して力を振り絞った


第5セットを7-1で制した中村が先に王手をかけるが、第6セットは野間が中村に1ポイントも与えることなく7-0で奪取し、勝負は最終第7セットにもつれ込む。のし掛かる大きなプレッシャーの中、2人は懸命のプレーを見せて競り合いながら遂にスコアは6-6。そして、応援団の大きな声援の中、5番でチャンスを得た中村がここからしっかりと取り切ってゲームボールを沈め、12時間に渡る激闘を制して新女流球聖の座に就いた。

写真提供/JAPA