17th NIKKA OPEN《真野融也追悼試合》
島田はニッカオープン初制覇
3月25日(土)より2日間に渡り、東京・五反田の『ビリヤードニッカ』にてJPBF公式戦、『ニッカオープン』が開催され、30点ゲームのシングルトーナメントにアマチュア6名を含む30名が出場した。
激しい戦いが繰り広げられる中、ベスト4に勝ち上がったのは、ディフェンディングチャンピオンの梅田竜二をベスト16で、昨年準優勝の宮下崇生をベスト8で破った清田篤史の他、島田暁夫、肥田明、竹島欧の4名となった。
会場となった『ビリヤードニッカ』
準決勝の対戦は竹島vs清田、島田vs肥田。まず清田vs竹島は28イニング、30-19で竹島が勝利し、島田と肥田の対戦は、15点のハイランを繰り出した島田が14イニング、30-9で制して決勝へ進んだ。
久々の公式戦優勝を目指す竹島と昨年の全日本選手権以来の勝利に向けて調子を上げてきた島田との決勝戦は、終始試合を優勢に進めた島田が29イニング、30-23で竹島を押し切り、自身初のニッカオープン制覇を果たした。
大会ベスト8。後列左から、小林英明、萩原孝昌、新井達雄、宮下崇生(以上5位タイ)。前列左から、3位タイ・肥田、準優勝・竹島、優勝・島田、3位タイ・清田
なお、大会後に2017年3月26日付けの最新ランキングが発表となり、1位:島田、2位:
森陽一郎と開幕2戦の優勝者がトップ2にランクされ、以下は3位:竹島、4位:
界敦康、5位:
鈴木剛の順となった。次戦は5月2日に開幕する『第74回全日本3C選手権大会』。JPBFの2017年スリークッション戦線も本格的に動き出した。
写真提供/キャロムビリヤードセミナー