第26期球聖戦東西A級戦&第9期女流球聖戦東西A級戦
第26期球聖位の大坪和史(広島)
明日、3月26日(日)は『第26期球聖戦東日本A級戦』と『第9期女流球聖戦東日本A級戦』が東京都渋谷区の『CUE』にて、『第26期球聖戦西日本A級戦』が大阪府大阪市の『玉出ビリヤードACE』にて、そして『第9期女流球聖戦西日本A級戦』が大阪府大阪市の『マグスミノエ』にて行われる。
『球聖戦』では1月のC級戦から始まり、このA級戦を含めての3度の試合を経て男女それぞれ、東西の代表が1名ずつ選び抜かれる。そして4月の東西A級戦の勝者が戦う『挑戦者決定戦』、その勝者が『球聖位決定戦』にて前年度の『球聖位』と対決するという仕組みだ。
昨年度球聖戦・西日本代表の鏡園勝(大阪)
昨年度の球聖位は広島の大坪和史。昨年は2度目の防衛に成功し、通算で史上最多タイの4期目の球聖位にあるところ。まさに、最強の球聖位としての名をほしいままにする存在だ。そこに挑む選手は誰になるのであろうか。
現『名人位』の小川徳郎(神奈川)
東日本A級戦には名人位の小川徳郎(神奈川)や大坪と同じく過去に4期その位に就いていた喜島安広(埼玉)、アマチュアタイトルを多数獲得してきた持永隼史(東京)など猛者達がズラリ。西日本A級戦にも昨年度の西日本代表の鏡園勝(大阪)を筆頭に2015年の球聖位決定戦で大坪に挑んでいる中野雅之(広島)、昨年アマタイトルを多数獲得した島田隆嗣(愛知)などやはりこちらもハイレベルなメンツが揃う。
第4〜7期女流球聖位の佐原弘子(茨城)
一方女流球聖位は、史上最年少での女流球聖タイトル獲得を果たした平口結貴がプロ転向を果たしたため、現在は空位の状態。そのため、今年は挑戦者決定戦がなくこの東西のA級戦勝者同士の対決がそのまま球聖位決定戦となる訳だ。
昨年度女流球聖戦・西日本代表の妹尾恵子(大阪)
第3期以降で全てその位を手にしている東日本勢の戦いは激戦の様相だ。A級戦にも第3期女流球聖位の米田理沙(神奈川)、第4〜7期女流球聖位の佐原弘子(茨城)、あるいは小西さみあ(東京)などが鎬を削ることになる。その中で選ばれた東日本代表から、第1期、2期の久保田知子(現プロ)以来の奪還を果たしたい西日本勢の代表争いも当然厳しい戦いが繰り広げられるだろう。
クライマックスが近付いてきた今年の球聖戦、ラストステージに昇る選手を決するこのA級戦を制するのは、果たして誰になるのであろうか。