Billking Cup The 8th Asian Championship 3-Cushion
界敦康(左)と船木耕司が日本勢最高の9位タイ
3月17日〜19日(金〜日)の3日間の日程で、韓国・ソウルを舞台に開催されている『Billking Cup The 8th Asian Championship 3-Cushion』(アジアスリークッション選手権)。この大会は11月に開催予定のスリークッション世界選手権の代表選考を兼ねた大会でもあり、日本からは、梅田竜二、新井達雄、界敦康、小林英明、船木耕司、宮下崇生、小野寺健容(全てJPBF)が出場。
大会には、日本の他、開催国である韓国から13名、ベトナムから12名の計32名が出場。4名×8組に分かれて40点ゲームで行われたグループラウンドの後、各組上位2名が決勝トーナメント進出するフォーマットで戦われた。
左から梅田、新井
17日から18日にかけて進行したグループラウンドでは、地元韓国だけでなく、ベトナム勢もその力を発揮。日本勢は苦しい戦いとなったが、新井、小林、界の3人が同組となったグループCから界が、グループEから船木がそれぞれ2勝1敗の成績で決勝トーナメントに進んだ。
左から小林、宮下、小野寺
決勝トーナメントの1回戦は、日本の2選手に韓国とベトナムそれぞれ7名を加えた16名で18日にスタート。界はグエン・クオック・グエン、船木はゴ・ディン・ナイのベトナム勢と対戦し、ここで界が20-40、船木が11-40で敗れ、日本勢はこの時点で大会終了となった。
なお19日の最終日、快進撃を続け、ベスト8の内7名を占めたベトナム勢に対して、唯一人立ち向かうこととなった韓国のチョイ・ソンウォンだったが、準決勝でドン・アン・ブーに38-40で惜敗し、決勝はドン・アン・ブーとグエン・クオック・グエンの対戦となり、このゲームに40-31で勝利したグエン・クオック・グエンがアジアタイトルをその手にした。