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過去のニュース(2017年)

2017.01.29 トーナメント

JPBAの2017シーズンが開幕!

関西オープン

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男子予選会場の一つとなった大阪府大阪市の『SUN』


JPBAの恒例となった開幕トーナメント『関西オープン』が1月28日(土)に男女揃ってスタートした。男女ともにナインボール(ナインボール・オン・フット)で、男子は交互ブレイク、女子は勝者ブレイク。予選のダブル・イリミネーションは男子が7ラック先取、女子が6ラック先取。決勝シングル(予備決勝含む)は、男子が9ラック先取、女子は7ラック先取となっている。

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前回覇者の土方隼斗がベスト16進出


予選が行われた昨日、男子の上位陣の欠落はあるものの、。今大会のディフェンディングチャンプで昨年ランキング1位の土方隼斗はベスト32で西尾祐を下して2年連続6度目のベスト16進出。アメリカ帰りで「まだ時差ボケが残る」という大井直幸もベスト32で井澤勝幸を倒して、本大会8度目となるベスト16進出を決めている。他にも昨年のランキング上位陣がトップ20のメンバーが竹中寛(6位)、赤狩山幸男(7位)を筆頭に過半数が残り決勝日の今日も注目を集めそうだ。

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アメリカ帰りの大井直幸も勝ち上がり


また昨日、48歳の誕生日を迎えた内垣建一も自らのバースデーを祝うかのごとく初日をクリア。余談になるが、内垣の予選会場『SUN』には、内垣と同学年のプロが計4名いて、全員がプロ歴で20年を超えるベテランの域にあることを再認識した次第。そしてアマチュア選手が複数残るも、海外勢で残ったのはP・J・オルテガのみ。本大会で4年継続している男子日本人プロの優勝が今年も更新される確率が高まっている。

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SUNで戦ったベテラン勢。左から鈴木清司所勘治、内垣建一、高橋邦彦


一方、女子の部では波乱が起こった。大本命の河原千尋が昨日の最終戦(ベスト16)で木村真紀に敗れて姿を消した。ただし「相手のプレーもナイスでしたし、自分の気持ちも100点ではなくてもバラバラになったという訳でもなかったです」と、今回はベスト16という結果を受け止め、世界獲り最右翼のビジョンにブレる様子がなかった。

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ともにベスト8入りを決めた木村真紀(左)と野内麻聖美


そして昨年ランキング2位の栗林美幸は新しいユニフォームを纏って安定感ある勝利をおさめて決勝日へ。本大会女子最多勝となる5勝目を狙う。同4位の梶谷景美はベスト16で同5位の夕川景子と対戦することとなり、ここは梶谷が序盤の展開をそのままゴールまでつなぐ格好で残って、7年ぶりの本大会制覇に挑む。他では野内麻聖美(6位)、曽根恭子(11位)、光岡純子(12位)らが残っている。

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栗林美幸は5度目の関西制覇を狙う


こうして今日は男子がベスト16から、そして昼ごろには女子のベスト8もスタートする。スター達がシーズンのスタートダッシュを懸けてバトルを繰り広げる舞台は大阪市西成区の『玉出ビリヤードACE』。豪華賞品のギャラリー抽選もあるので、可能な方はぜひ足を運んで緊張感の中で繰り出される高い技術をご覧になっていただきたい。

【男子ベスト16】
土方隼斗、大井直幸、竹中寛、赤狩山幸男、吉岡正登早瀬優治北谷好宏青木亮二浦岡隆志田中雅明山川英樹、内垣建一(以上JPBA)、P・J・オルテガ(フィリピン)、長谷修次、神箸渓心、酒井隼人(以上アマ)

【女子ベスト8】
栗林美幸、梶谷景美、野内麻聖美、曽根恭子、光岡純子、木村真紀、土師理恵子(全てJPBA)