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過去のニュース(2016年)

2016.11.22 トーナメント

大会も残すところあと2日!!

第49回全日本選手権

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気が付けば選手権も残すところあと2日。昨日は朝からついに女子の部がスタートして、河原千尋栗林美幸梶谷景美夕川景子のトップシード4名を除く選手がステージ2の1回戦を戦い、さらに敗者1回戦もこの日にこなした。

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平口結貴は郭思廷を下して2回戦へ


注目の大型ルーキー平口結貴は、TV番組の取材中ということで、本格的なテレビクルーに 囲まれての1回戦となり、台湾の若手実力者である郭思廷を7-3のスコアで下して好発進。 他にも藤田知枝野内麻聖美高木まき子久保田知子ら上位陣が白星発進を決めた。

一方、海外からの刺客として参戦する筆頭格クラスである陳思明">陳思明(中国)や陳禾耘、魏子茜、呉芷婷、王婉菱(以上、台湾)らもそろって危なげなく初戦を飾った。今日の女子は 勝者2回戦と敗者2回戦を行って明日の最終日(ベスト16〜)に残るメンバーが確定する。

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川端聡は柯秉中を11-9で下してベスト32へ


変わって男子は、昨日の時点で32人にまで絞り込まれた。とにかく男子はフィリピン、台湾を筆頭にワールドクラスが多数参戦しているため、会場中に優勝候補があふれているような状況。特に日本vs海外選手のカードには熱い応援が自然と集まり、場内は平日ながらも例年の金曜日のような熱気に包まれていた。

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斎藤慎太郎はトウ・リャンハンを11-6で撃破


負ければ即終了となるファイナルステージだけに応援にも力が入る。特に川端聡が柯秉中(台湾)を仕留めたシーンや、斎藤慎太郎がトウ・リャンハン(シンガポール)を倒したシーンあたりは、両プロが地元ということもあり特大の拍手を浴びていた。その他、日本人同士の対戦を制するなどして、JPBA勢として今日に望みをつないだのは、枠順に島田祐作福本宇太郎羅立文、斎藤慎太郎、浦岡隆志川端聡塙圭介稲川雄一の8名。

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稲川雄一は鈴木清司とのJPBA対決を制してベスト32進出


男女とも強豪の来襲もあるので楽観視はできないが、賞金増額などうれしいニュースも入った今大会。女子は2013年の梶谷景美以来となる3年ぶりの、男子は2005年の奥村健以来の日本勢のチャンピオン誕生を願わずにいられない。

Akira TAKATA