その6〜JPBA男子ランキング2位・大井直幸
伝統を誇る日本最高峰のトーナメント『寬仁親王牌 第49回全日本選手権』はまた、世界各国からトッププレイヤーが参戦してハイレベルな戦いが繰り広げられる『国際オープン』としての顔も持つ。そんな海外勢と渡り合いながら、JPBAのプロプレイヤーならば誰もが渇望するこのタイトルの奪取を目指すJPBAランキング男女トップ3(8月末時点)の選手達に、全日本への想い、そして戦いに懸ける意気込みを聞く。
このシリーズ最後に登場するのは、現在JPBA男子ランキング2位、北海道オープンを含め今季4勝を挙げている大井直幸プロです。
「全日本選手権は西日本での開催ですし、勝ちたいと思う日本で一番の試合です。今年は球の調子は良い時も悪い時もありますが、悪いなりにも結果は出てています。でも、その状態では外国のトップレベル相手には通用しないので、大会までにもっとしっかりトップギアに持って行きます」
「僕は、お客様と選手が一体となって良いトーナメントが作られるものだと思っています。アルカイックホールは、戦っていてわりと静かに感じられる会場ですので、皆さんの大きな拍手や大きな声援がもらえれば嬉しいです。僕らも頑張れるし、それに乗ってマックスのパフォーマンスを見せますので、全日本選手権を最高のトーナメントにしましょう!」
『ナインボール世界選手権』はもちろん、『チャイナオープン』『USオープン』など、今年は積極的に海外戦に挑み、世界のトッププレイヤーと数多く戦ってきた大井プロ。その集大成として臨む今年の全日本選手権では、2014年に掴みかけた優勝を目標に、日本のビリヤードファンを大いに沸かせるプレーを見せてくれるでしょう。
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