その4〜JPBA女子ランキング2位・栗林美幸
伝統を誇る日本最高峰のトーナメント『寬仁親王牌 第49回全日本選手権』はまた、世界各国からトッププレイヤーが参戦してハイレベルな戦いが繰り広げられる『国際オープン』としての顔も持っています。そんな海外勢と渡り合いながら、JPBAのプロプレイヤーならば誰もが渇望するこのタイトルの奪取を目指すJPBAランキング男女トップ3(9月末時点)の選手達に、全日本への想い、そして戦いに懸ける意気込みを聞きます。
その4人目は、現在JPBA女子ランキング2位、今年は3度目の『ジャパンオープン』制覇を始め、『東海レディースグランプリ』、『九州レディースオープン』と3勝を挙げている栗林美幸プロです。
「試合に臨む姿勢は常に変わりませんが、全日本選手権はやはり特別だと感じます。開催期間も長く、特設会場でタイムスケジュールが決まっていて、海外戦みたいな雰囲気がありますね」
「そのイメージがあって、これまでは普段の試合より勝ちたい思いが強く出過ぎて少し硬くなることもありましたが、ナインオンフットになって、一気に走られることも少なくなると思いますし、今年はより気負わず、自然体で大会に臨みたいです。良いプレーができるように、一番になれるように頑張ります。皆さんからの声援が大きな力になりますので、応援よろしくお願い致します!」
ハイレベルなプレーを見せながら、シーズン中盤から後半にかけて一気にギアを上げてきた栗林プロ。大会前の現段階でランキングトップの
河原千尋プロとのポイント差はあるものの、全日本選手権の結果いかんでは十分にMVPを狙える位置にいます。さまざまなプレッシャーがかかる中でも何事にも動じない栗林プロの『平常心』の戦いに注目です。
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