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2016.11.07 全日本選手権

【全日本特集Vol.19】好成績を挙げているのは誰?

直近5年の全日本活躍度ランキング〜女子編

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女子で最も活躍しているのは梶谷景美


国内のトッププロはもちろん世界中から強豪選手が集結して戦われる『全日本選手権』。この日本最高峰のトーナメントで活躍しているプレイヤーは一体誰なのか? そんな素朴な疑問を解決すべく、ここでは2011年〜2015年の直近5年間の大会結果をベースに、独自の『全日本選手権ランキング』を算出してみました。本日は女子編を紹介です。

ベスト16以上を対象として、過去5年の入賞者全てにJPBAランキングで与えられる 500点(1位)〜220点(9位タイ)までのポイントを割り当てて製作したランキング。海外選手も含めた総合順位は以下のようになりました。

1位:梶谷景美(JPBA)1340pt
2位:河原千尋(JPBA)1300pt
3位:周婕妤(台湾)1080pt
4位:呉芷婷(台湾)940pt
5位:夕川景子(JPBA)920pt
6位:蔡佩真(台湾)900pt
7位:李佳(JPBA)760pt
8位:佐原弘子(アマ)660pt
9位:木村真紀(JPBA)640pt
10位:譚禾耘(台湾)600pt

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河原千尋はここ3年間で準優勝2回、3位タイが1回


女子のトップは全日本選手権でJPBA勢最多の4度の優勝経験を持つ梶谷景美。初優勝が'92年で以降も日本のトップを走り続け、この5年間でも優勝1回、3位タイ1回、5位タイが2回という好成績。データから見てもやはり偉大なる女王という結果となりました。

続く2位につけたのが河原千尋。こちらは'13年から3年連続で女子MVPを獲得し、現在も女子ランキングトップをひた走る日本のエース。ここ3年間は全てベスト4以上に進んでおり、悲願の初制覇まであと一歩に迫っています。以下3位に周婕妤、4位に呉芷婷と台湾勢が続き、5位には夕川景子がランクイン。この5年間で5位タイが1回、9位タイが3回という、常に安定して上位へ進出する夕川の強さが現れました。

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大舞台でも常に力を発揮する夕川景子が5位にランクイン


ランキングを見てみると、JPBA勢が5人で台湾が4名という結果でしたが、トップ10の残る一人はアマチュアプレイヤーの佐原弘子となりました。長きに渡ってトップアマとしてプレーを続ける佐原が、この5年間で3度ベスト16入りを果たした活躍は大いに評価されて良いものでしょう。

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'12年と昨年の2度ベスト4入りを果たしている木村真紀


今年は中国から'11年チャンピオンの陳思明が参戦し、台湾勢は一昨年優勝の呉芷婷を筆頭とした伸び盛りの若手に、梶谷と同じく全日本選手権で4回優勝の柳信美、'93年の覇者であるジェニファー・チェンらのベテランも加ったメンバーが出場の予定です。海外の強敵達との戦いの中でJPBA勢が見せてくれるパフォーマンスに期待しましょう。

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