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2016.11.04 全日本選手権

【全日本特集 Vol.16】注目海外選手! トーステン・ホーマン

注目海外選手第2弾 世界タイトル多数のゲルマン戦士

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2人目のピックアップ海外選手はドイツのトーステン・ホーマン


今大会、欠場の多いヨーロッパのビッグネームの中で、唯一来日するのがドイツのトーステン・ホーマン。『全日本選手権』にはほぼ毎年参戦しており、皆勤賞とも言っていいプレイヤーでしょう。ミカ・イモネンラルフ・スーケーといった常連プレイヤーが不参加の中では、日本のファンの間で最も馴染みのある選手の1人ではないでしょうか。

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2005年の『BCAオープン』より


ホーマンは2003年と2013年に『男子ナインボール世界選手権』で優勝し、他にも『チャイナオープン』や『フィリピンオープン』、『BCAオープン』で勝つなど、世界タイトル多数の正真正銘のワールドトッププレイヤーです。

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見るからに『入れそう』な雰囲気を醸し出す


そのプレーはとにかく正確。シュートもポジションも「やらかさないなあ」といった感じで、ひとたび形ができ上がればスピーディに、確実に取り切っていきます。かっちりとして美しいフォームも、そのハイレベルなプレーの秘密なのでしょう。

会場でホーマンを目にしたとしたら、間違いなく驚かされるのがその身体。まさにアスリートといった風体で、かなりがっちりです。ちなみに、右肩の筋肉はなだらかなのに対して、左肩はコブのように異常に盛り上がっているのだそうです。

「僕は構えた時に左腕(ブリッジ)をがっちり固定させている。だからだろうね。18年もこの姿勢でいればこうなるよ」。(CUE'S 2010年1月号掲載のインタビューより)

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2009年のインタビュー取材にて


もう、見た目からして強そう。キューを握らせたらもっと強そう。そんなゲルマン戦士は人当たりが柔らか。英語で話しかけても応じてくれるそうです。会場に行ってタイミングさえ合えばサインをもらったり、なんて楽しみもあるかも。

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2010年全日本選手権にて


男子種目がナインボールに戻る今年の大会ですが、思えば最後のナインボール開催だった2010年の優勝者はホーマン。全日本選手権、ナインボール開催大会での連覇はあるか。やはり、大本命の1人です。