その2〜JPBA女子ランキング1位・河原千尋
伝統を誇る日本最高峰のトーナメント『寬仁親王牌 第49回全日本選手権』はまた、世界各国からトッププレイヤーが参戦してハイレベルな戦いが繰り広げられる『国際オープン』としての顔も持っています。そんな海外勢と渡り合いながら、JPBAのプロプレイヤーならば誰もが渇望するこのタイトルの奪取を目指すJPBAランキング男女トップ3(8月末時点)の選手達に、全日本への想い、そして戦いに懸ける意気込みを聞きます。
その2人目は、昨年、2013年から3年連続となる年間MVPを獲得し、今シーズンも開幕戦の『関西レディースオープン』と5月に行われた『大阪クイーンズオープン』の2勝を挙げ、現在JPBA女子ランキング1位をキープする河原千尋プロです。
「全日本選手権は国内で優勝したことのない試合で、これまで2回ファイナルを撞いていますが、全体的に状態は悪くなかったにも関わらず、やはり優勝を意識しすぎたのか、そこだけ納得のいかない試合をしてしまったので、もし今年もファイナルに行けたなら必ず勝ちたいです」
「全日本選手権は良い環境で試合も観やすいですし、今年は男女ともナイン・オン・フットでルールも共通なので、男女プロのプレーを見比べながら観戦するのも楽しいと思います。もちろん男女トップ選手は要注目です。私自身は絶対に予選落ちせず、もし最終日に海外勢がたくさん残っていても全て倒して優勝します!」
昨年の全日本選手権決勝では韓国の
キム・ガヨンに敗れて惜しくも準優勝だった河原プロですが、今年は国内戦だけでなく、海外トップ勢が揃う『アムウエイオープン』でも初のベスト4入りを果たすなどさらにその力をアップさせています。日本の女王から世界の女王へ、3度目の正直に期待大です。
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