東日本グランプリ第7戦@バグース六本木店
10月29日・30日(土-日)の2日間で、2016年の『東日本グランプリ第7戦』(最終戦)が開催される。決勝日は毎年恒例の最終戦会場・『バグース六本木店』(東京・六本木)が舞台だ(予選は他に、東京都・神奈川県・埼玉県の複数の会場を併用)。
大会種目は、第6戦(『ビリヤード・ロサ』開催)に続き、ナインボール・オン・フット採用のナインボールで、フォーマットは予選が9ゲーム先取、決勝日が8ゲーム先取の交互ブレイク、スリーポイントルール&コールショット採用となっている。
今年の東日本最終戦は『バグース六本木店』
開催店シードは西尾祐、前回大会優勝シードは、優勝者がアマチュアの持永隼史選手だったため、繰り上げで準優勝の羅立文となっている。北海道予選と東北予選は鳴海大蔵と千葉達がそれぞれ勝ち抜き、最終戦への切符を手にした。残る12枠を巡って、29日に厳しい予選が実施される。
土方隼斗は今年の全国オープン戦8戦中7戦で決勝進出
トーナメント自体はもちろんだが、その結果によって決定されるグランプリMVPの行方も注目ポイント。現在1位を走るのは第1戦と第3戦で優勝している土方隼斗(860pt)で、2位の早瀬優治(780pt)に80pt差付けている。6戦終了時のスタンディングは以下の通り。
(1位)土方隼斗 860pt
(2位)早瀬優治 780pt
(3位)羅立文 720pt
(4位)鈴木清司 680pt
(5位)高橋邦彦 660pt
(5位)高野智央 660pt
(7位)嶋野聖大 600pt
(8位)虻川修 580pt
(9位)浦岡隆志 560pt
(10位)西嶋大策 540pt
(10位)栗林達 540pt
(10位)田仲海輝 540pt
隼斗が今戦も参戦する時点で、予選初戦敗退だったとしても参加ポイントの40ptが入り、最終戦終了時に900pt以上となることが確定している。また、GPのランキングは「ポイント同点の場合は最新の全日本統一ランキングを基に順位を付けます」という決定方法を取るため、MVPになるためには統一ランキングでも1位を走る隼斗を上回るしかない。
昨年の最終戦は『バグース六本木店』で優勝している早瀬
最大220pt(優勝)を獲れた場合に逆転が可能なのは、最新のGPランキング上(第6戦終了時点)だと、2位の早瀬と3位の羅(720pt。シードのため+100pt[9位タイ]以上は確定)のみ。隼斗が予選を通過した時点(860pt+100pt=960pt)で、羅の逆転の芽は潰え、早瀬は優勝でのみ可能ということになる。
隼斗は過去6戦全てにおいて決勝日に残っているが(前戦優勝シード含む)、バグース六本木店では昨年、最終戦で早瀬が優勝を飾っている。果たして、どのような結末を迎えるのだろうか!?
羅、条件は厳しいが逆転なるか!?
年間ランキングが確定する最終戦は、終了後にGPランキング3位までの表彰が行われる(アマチュアMVPの表彰もあり)。栄えあるトップ3の座は、現上位3名が有力だが、4位の鈴木清司以下、後続選手達に可能性がない訳ではない。その辺りも踏まえて試合を観ると、より観戦が楽しくなることだろう。
グランプリシリーズのフィナーレを飾る決勝日(30日)はベスト16から、11時試合開始。六本木はビリヤードでも熱い!!
会場:バグース六本木店 東京都港区六本木5-5-1 ロアビル3F
観戦チケット:前売り 1,500円 当日 2,000円
[前売りチケットはバグース全店にて10月29日(土)の営業終了まで販売]
問い合せ先:03-3478-9998 [電話での前売り券の予約も可能]