The 41st Annual U.S. Open 9-Ball Championships
シェーン・バン・ボーニングが大会5度目の優勝
アメリカ・ヴァージニア州チェサピークの『The Sheraton Norfork Waterside Hotel』にて行われた第41回目を数える伝統のビッグトーナメント、『USオープン』が10月23日(日/日本時間)にファイナルを終えた。
世界選手権並、あるいはそれ以上のメンツが揃う中で、ファイナリスト2名を選び出すまでは完全ダブル・イリミネーションで行われるというタフなトーナメントだ。そして決勝戦に進んだのが勝者側から台湾の張榮麟、そして敗者側からアメリカのシェーン・バン・ボーニングとなった。
張榮麟、初のUS制覇に一歩及ばず
そして、13ゲーム先取にて行われたこのファイナルを13-9でバン・ボーニングが制し、2年振り5度目のUSオープン優勝となった。これは、アール・ストリックランド(アメリカ)が打ち立てた大記録に並ぶ優勝回数だ。
内垣、高野、浜田は敗者4、5回戦で終了
また日本からは4名が参戦していたが、内垣建一が敗者5回戦でミカ・イモネン(フィリピン)に、高野智央が敗者4回戦でロドニー・モリス(アメリカ)に、浜田翔介が敗者4回戦でジェレミー・ソッシー(アメリカ)に敗れて終了となる。
日本人最高位は大井直幸
そして大井直幸は勝者側を駆け上がるも、勝者4回戦で準優勝した張に敗れて敗者側へ。しかしそこで待ち受けていた柯秉中(台湾)に敗れて、17-24位で大会終了となった。