3C PRO TOURNAMENT 瑞江
小林英明が今年1勝目を手にした
10月22日(土)に東京都江戸川区の『BILLIARD CLUB REVE』にて行われた『3C PRO TOURNAMENT 瑞江』。予選を勝ち抜いた13名が30点ゲームのシングル・イリミネーショントーナメントで戦った。
後列左から萩原孝昌、船木耕司、鈴木剛、真野正光、米山聡、清田篤史、町田正/前列左から、高橋朋隆、森陽一郎、梅田竜二、田名部徳之、小林英明、新井達雄
関東のトッププロ達が並ぶ中で着々と決勝戦まで勝ち上がったのが、新井達雄と小林英明。新井はこの日の1回戦で町田正、ベスト8で米山聡、準決勝で田名部徳之とそれぞれ30-28(24キュー)、30-28(20キュー)、30-26(25キュー)と接戦をこなしていった。
準優勝・新井達雄
予選で好成績を残してベスト8からの登場となった小林は船木耕司を相手に30-10(13キュー)で勝利して勢いに乗ると、次戦で30-15(23キュー)で清田篤史を封じた。
優勝・小林英明
新井は今年、準優勝となった5月の『全日本選手権大会』、優勝を果たした6月の『全関東選手権』以来3度目の決勝戦進出。一方の小林は2月の『東京オープン』、そして全関東選手権で準優勝となっている。小林にとって新井とのファイナルは全関東選手権のリベンジマッチであり、今年1勝目がかかった戦いだ。そしてこの一戦を30-18(23キュー)にて小林が制して、見事に今年初優勝を果たした。
今年のスリークッション公式戦も、残すところ11月26日~27日(土・日)に東京・新大久保の『ビリヤード小林』にて行われる『第27回全日本プロ3C選手権大会・アダムジャパン杯』のみとなった。小林はこの優勝で2016年ランキング2位に浮上。ランキングが確定する最終戦がますます見逃せなくなってきた。
写真提供/キャロムビリヤードセミナー