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The 41st Annual U.S. Open 9-Ball Championships

明日より、アメリカ・ヴァージニア州チェサピークの『The Sheraton Norfork Waterside Hotel』にて第41回大会を迎える『USオープン』が開幕となる。ダブル・イリミネーションにて行われるタフなトーナメントだ。試合はナインボール・オン・フットのナインボールで勝者ブレイク、ブレイクボックス採用となっている。

USオープン4度優勝のシェーン・バン・ボーニング

USオープンはまさに世界最大級のトーナメントの1つであり、歴代優勝者の名前を見れば、マイク・シーゲルやスティーブ・ミゼラク、エフレン・レイズにアール・ストリックランドなどの名選手達がズラリと並ぶ。近年で言えば、シェーン・バン・ボーニングが2012年〜2014年の3連覇を含む4度の優勝を果たしている。

久方ぶり参戦の大井直幸(左)とUSオープン常連の内垣建一

まさに、選ばれし選手のみがその頂点に立つことを許される大会だ。もちろん今大会もダレン・アプルトンやミカ・イモネン、アレックス・パグラヤンなど日本国内でも人気のワールドクラスプレイヤー達が揃って出場する。

高野智央(左)と浜田翔介も国内戦を欠場して、海外戦に挑む

今年そこに挑戦する日本選手は、昨年のUSオープンでは世界タイトル2冠を保持していた柯秉逸を破る活躍も見せている内垣建一を始め、今年は海外戦に非常に積極的な大井直幸、海外経験が豊富な高野智央、そして浜田翔介の4名だ。

今まで日本人選手のUSオープンでの歴代最高位は2000年の奥村健の準優勝。それに迫ったのが2007年の銘苅朝樹の3位だ。同日程の『北陸オープン』を欠場してでもUSオープンへと挑むことを決めた4名の中から、この成績を越える選手が今年出てくるのか、期待して大会の行方を見守りたい。