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過去のニュース(2016年)

2016.10.16 トーナメント

秋の北陸、決戦進行中!

北陸オープン30回記念大会

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決勝会場となっている『野々市市スポーツセンター』


今年で30回目(女子は20回目)を迎える『北陸オープン』。昨年までは石川県白山市内のホテルを会場に用いてきたが、今年は『野々市市スポーツセンター』という広い体育館内にテーブル8台を設置して行われている。

男子は本大会2連覇中で、高橋邦彦と並ぶ大会最多優勝回数タイ記録(ともに5回)を持つ大井直幸が、『USオープン』参戦のため欠場。「鬼の居ぬ間に」ではないが、昨日に行われた厳しい予選を勝ち抜いた16名の猛者たち(一覧は以下に)が、本日、秋のビッグタイトル獲りに挑む。

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女子予選が行われた『VIVA2』


そして興味深いのが、これだけのトップスターが揃いながらも、本大会で優勝経験を持つのは竹中寛ただ1人(2012年)という点。赤狩山幸男川端聡栗林達塙圭介土方隼斗という豪華な面々も、本大会の最高位は準優勝。いよいよ北陸タイトル奪取を掴み取る時が訪れた。

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同じく女子予選会場となった『リボルバー野々市』


一方、女子の予選では台湾の若手旋風が吹き荒れた。3年前の本大会覇者である台湾の呉芷婷こそ光岡純子が下して姿を消したものの、若手4人が決勝日に残るという快挙を遂げている。対する日本勢は前出の光岡に加えて、2009年優勝の河原千尋と一昨年優勝の野内麻聖美、そして"アマの女王"佐原弘子。光岡も本大会では2006年に準優勝という足跡を残しており、ここで大きな栄冠を掴みたいところ。

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男子予選会の一つとなった『エディ』


なお今回で20回目を迎える女子の部では、過去19回でもっとも多く北陸の表彰台に立ったのは 梶谷景美で9回。単独2位が三浦陽子(引退)の5回。そこに次ぐ4度入賞のグループは河原千尋夕川景子曽根恭子高木まき子、大谷晃央(引退)。その後ろには栗林美幸、野内麻聖美、山内公子大井由希子の入賞3回というトリオが控えている。

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予選を突破したランキング1位の河原千尋


そして男子は過去29回中、前述の通り高橋と大井で10度の制覇。次いで奥村健が3回、さらに利川章雲と柯秉逸(台湾)が2回ずつと、5人で6割近く北陸を制圧してきた歴史がある。スーパースターが名を連ねる秋のビッグイベントは、繰り返しになるが今年で30回という節目を迎えた。

男女それぞれ歴代優勝者に名を刻むことができるのはただ1人だけだ。

決勝日進出者(五十音順)

赤狩山幸男、稲川雄一、東條紘典、川端聡、菊嶋淳史、栗林達、小原洋平、 杉本優太、竹中寛、田中雅明、塙圭介、早瀬優治、土方隼斗、藤本共史、松本寛人、山川英樹

河原千尋、佐原弘子(アマチュア)、野内麻聖美、光岡純子 Chen Chia-Hua、Fan Yu-Hsuan、Tsai Pei-Chun、Wang Wan-Ling(以上、台湾)

Akira TAKATA