第15回全日本シニアスリークッション選手権
10月10日(月−祝)、『第15回全日本シニアスリークッション選手権』が開催された。大会にエントリーしていたのは60歳以上、持ち点20以上のプロ・アマ、男女合わせた44名のベテランプレイヤー達。
3位タイの奥村健と田中正行
当日、予選は各組4名ずつの11組に分かれて15点ゲームのリーグ戦で競い合い、上位2名が、東京・新大久保の『ビリヤード小林』で同日に行われる決勝トーナメントに進むというフォーマット。予選はビリヤード小林の他に、都内の4つのビリヤード場を併用して開催された。
準優勝・林敏彦選手
やがて、予選を通過した22名のプレイヤーが集結し、各組1位の成績上位10名は2回戦からのシード、以下12名が一回戦を戦う形で決勝・シングルトーナメントはスタート。
決勝のバンキング
一方の山からは、『ビリヤードナビー(東京・大塚)1組』の予選を1位通過したアマチュアの林敏彦選手が、市川利夫、田中正行といったプロらを倒して(15キュー・15-3、19キュー・15-14)決勝まで勝ち上がる。
優勝・肥田明
もう一方の山からは、『GLANZ(東京・幡ヶ谷)1組』を2位通過した肥田明が1回戦から勝ち進み、準決勝では予選で好成績を残して第1シードとなった奥村健を12キュー・15-9で下してファイナルまで進出。迎えた大一番も、肥田が林選手を相手に25キュー・15-12で接戦を制し、2大会ぶり3度目の優勝を果たした。
写真提供/キャロムビリヤードセミナー