第19回九州レディースオープン
JPBAの2016年シーズンも11月の『全日本選手権』に向けていよいよ終盤を迎える中、10月8日〜9日(土・日)の2日間に渡って、福岡県北九州市を舞台に『第19回九州レディースオープン』が開催される。
決勝会場となる『リバーウォーク北九州』
JPBAの女子公式戦は1月の『関西レディースオープン』を皮切りにここまで8戦を消化し、今年のランキング対象試合は九州レディースを含めて残り3戦。年間MVPを争うトップ勢はもちろんのこと、上位を目指す全ての女子プロ達にとって、重要な意味を持つトーナメントだ。
現在ランキングトップをひた走る河原千尋
現在のJPBA女子ランキングトップは、『関西レディースオープン』と『大阪クイーンズオープン』で勝利している昨年のMVP・
河原千尋。それを追うのが、『ジャパンオープン』『東海レディースグランプリ』とこちらも2勝を挙げている
栗林美幸という展開。現在は河原有利な状況だが、まずはこの北九州で2人がどのような戦いを見せるかは大会の大きな見所だ。
河原を追う栗林美幸
またその他にも『全日本女子プロツアー第1戦』でプロ公式戦初勝利を飾った
久保田知子、『関東レディースオープン』で優勝し、衝撃のプロデビューを果たした
平口結貴、今年飛躍を遂げ、安定した成績を残しつつ『全日本女子プロツアー第3戦』で念願のプロ初勝利を挙げた
藤田知枝など、今大会には今年の女子戦線を盛り上げているプレイヤーが多数出場しており、彼女達のプレーにも要注目だ。
昨年の大会を制したのは野内麻聖美
『全日本女子プロツアー第2戦』で優勝し現在ランキング3位の
梶谷景美、今大会のディフェンディングチャンピオンの
野内麻聖美を含め、ベテランからルーキーまでが、高いパフォーマンスを見せながら頂点を狙う華麗なる戦い。まず8日には、北九州市内のビリヤード場で予選、翌9日には、昨年に引き続き北九州の中心部に位置する複合施設『リバーウォーク北九州』内の特設会場でベスト8からの決勝トーナメントが行われる。年に1度の九州での女子プロ公式戦はタレントも揃い、多くのドラマが展開されること必至だ。