『CUE'S 11月号』にてブレイク攻略術を紹介
『ナインボール・オン・フット』、新潮流のルールだ
今年、『男子ナインボール世界選手権』をはじめ多くの国際大会でも採用されることになった『ナインボール・オン・フット』。国内でも東西の『グランプリ』、あるいは再来週に行われる『北陸オープン』や来月に行われる国際オープン『全日本選手権大会』でも採用されることが決まっている。
このルールは呼んで字のごとく、ブレイクショット時のラックで従来1番ボールが位置していた「フットスポット」に9番ボールを置くラックのことだ。つまり、ラック全体がボール約1.7個分ほど、センター方向に移動することになる。
9番ボールがフットスポットに位置するラックとなる
このルールによって試合はどう変わるのだろうか。まず何よりも大きな変化を求められるのがブレイクショット。1番フットの場合はサイドブレイクでいわゆるウイングボールが非常に高い確率でポケットされていた。しかし、ナインボール・オン・フットだとそうもいかない。
さらに現在、ブレイクにおいてスリーポイントルールを併用する場合がほとんど。実は、このブレイクでポケットイン率を上げようとすると、どうしてもイリーガルブレイクのリスクも上がってきてしまいかねない。そうなればせっかくのブレイクで相手にチャンスを与えることになってしまう。
そのため、このルールで勝率を上げようとするとブレイク攻略が最重要課題となってくるのだ。その攻略術を、昨日発売となった『CUE'S 11月号』にて紹介している。
11月号では青木亮二プロがナインオンフットブレイクを解説
今回の講師・監修には今夏に四国支部から関東支部に移籍し、初参戦の『東日本グランプリ第5戦』にて移籍後初優勝を飾った青木亮二プロが登場。ナインボール世界選手権で世界中のトッププレイヤー達のブレイクを見て、しかも自身も過酷なステージ1を見事に突破した経験を踏まえて、ナインオンフットブレイクのポイントをレッスンしている。
世界の舞台での経験を踏まえての実戦的なポイント解説となっている
「トップ選手を含めて世界中で模索中」だと青木プロが語るように、まだまだブレイクにおける「正解」を掴んでいるプレイヤーはほとんどいない。上記のような国際大会やオープン戦だけでなく一部のハウストーナメントなどでも採用されることが増えているだけに、この攻略術を導き出せばライバルの一歩先を行けることは間違いない。
吉岡正登プロによるナインボール頻出のメニュー紹介も
CUE'S 11月号はCUE'S WEB SHOPをはじめ、全国の書店やビリヤード場などで販売中。その他にも吉岡正登プロによる、『試合頻出の10メニューでナインボール力大幅アップ!』など、誰より先に1ランク上に行くためのレッスン企画が多数掲載されている。ぜひ、手に取って学び、ナインボールの最先端にいち早く追い付いてほしい。