第1回アジアビリヤードスポーツ選手権 @フジャイラ(UAE)
スリークッションで3位タイとなった小林英明
9月24日(月)から10月2日(日)にかけて、アラブ首長国連邦(UAE)のフジャイラにて、『アジアビリヤードスポーツ連合』(ACBS)が主催する『第1回アジアビリヤードスポーツ選手権』が開催された。
この大会ではその名称が示す通り、ビリヤード競技の各種別、種目ごとにトーナメントを開催。スヌーカーではシックス・レッド(男子)、スヌーカー・シングル(男子)、スヌーカー・チーム(男子)、イングリッシュ・ビリヤード(男子)、女子シックス・レッドのトーナメントが行われた。
ワンクッションで3位タイとなった町田正
そしてキャロムでは、スリークッションとワンクッション(バンドゲーム)が、ポケットビリヤードでは、ナインボール(男子)、ナインボール・チーム(男子)、チャイニーズ8(男子)、女子ナインボールが開催されている。
日本からは日本プロビリヤード連盟(JPBF)の小林英明と町田正が、キャロムの両種目に、日本スヌーカー連盟(JSA)の桑田哲也がシックス・レッドとスヌーカー・シングルに出場した。
緒戦の相手に恵まれなかった桑田は緒戦で大会終了
キャロムはスリークッション、ワンクッションそれぞれに同一の10名が参戦。3グループに分かれてのリーグ戦の後に決勝トーナメント・ベスト4以降が行われ、スリークッションでは小林が、ワンクッションでは町田がそれぞれ3位タイに付けている。なお、スリークッション、ワンクッションともに、準決勝で小林と町田に勝利したゴ・ディン・ナイ(ベトナム)が優勝している。
スヌーカーの桑田は、出場した2つのトーナメントでともに緒戦から強敵との対戦となり、シックス・レッドではカタールの元メインツアープレイヤーのアーメド・サイフに(フレームカウント3-5)、スヌーカー・シングルでは2012年IBSFチャンピオンのムハンマド・アシフ(今大会3位タイ)に敗れ、大会を終えた(フレームカウント2-4)。
ナインボールでは、呉珈慶が初代優勝者に
なお、日本からの参加者はいなかったポケットビリヤードのナインボール・シングルでは、中国の呉珈慶がカタールのバシャール・アブドゥル・マジードに11-9で勝利し、優勝を果たしている。女子は劉沙沙が、陳思明との中国ファイナルを9-7で制している。