第21回東海グランプリ&第16回東海レディースグランプリ
決勝会場、名古屋市天白区の『MARCY』(予選でも使用される)
明日(17日・土)から2日間で『第21回東海グランプリ』と『第16回東海レディースグランプリ』が開催される。種目は男子がテンボール、女子がナインボール。初日の土曜日に、男子は愛知県内の4つの会場(名古屋市の『マーシー』、『サウスウェスト』、『スペースG』と小牧市の『小牧ハスラー』)を使用して予選を行う。女子は『春日井オークランド』(春日井市)での予選開催だ。
昨年の男子優勝・田中雅明
男子は初日にまず各10名、16組にわかれてのダブル・イリミネーション・トーナメントを戦い、各組4名の通過者からなる合計64名によるシングル・トーナメントに突入。その日はシングル2回戦までを戦って決勝日に進む16名を決定する。フォーマットは予選が7ゲーム先取、シングルより先は8ゲーム先取、いずれも勝者ブレイク(女子も同様)だ。
女子は各10名または11名、4組にわかれて男子と同じくダブル・イリミネーション・トーナメントに臨む。各組の通過者16名(4名×4組)によるシングル・トーナメント1回戦までを消化し、ベスト8からが決勝日に持ち越される。フォーマットは予選が6ゲーム先取、シングルより先は7ゲーム先取。
昨年の女子優勝・栗林美幸
田中雅明が優勝した昨年大会は、ナインボール世界選手権の開催時期の関係で、ランキング上位のプレイヤーの欠場が目立っていたが、今年は土方隼斗、大井直幸を筆頭にトッププロ達が軒並み参戦。また、アントニオ・リニングやラミル・ガレゴら強豪をはじめとするフィリピンからの刺客も名を連ねていて、彼らの存在が大会をよりハイレベルなものしている。誰が勝つにしろ、激戦は必至だ。
一昨年はJOも優勝したリニングが参戦
昨年、栗林美幸が優勝した女子。その前年は梶谷景美、さらにその前の2年は河原千尋が連覇と、コンスタントに優勝している者達がコンスタントに優勝を果たした大会という近年の印象(栗林は産休のため休場している時期がある)。そこに来て、昨年末から増加傾向にあるプロ初優勝者の誕生の波。どちらの流れが大会を飲み込むのか、こちらも目が離せない。
決勝は翌18日(日)、名古屋市天白区のマーシーにて。そろそろ'16年の統一ランキングの行方も佳境に入るころ。その辺りも踏まえて観戦するとよりエキサイティングな観戦となるはずだ。
現男子統一ランキング1位は隼斗
男子統一ランキング
集計期間(2015年9月~2016年8月)
1位土方隼斗 2980pt
2位羅立文 2560pt
3位大井直幸 2510pt
4位栗林達 2000pt
5位竹中寛 1765pt
6位川端聡 1725pt
7位田中雅明 1720pt
8位北谷好宏 1670pt
8位早瀬優治 1670pt
10位青木亮二 1640pt
現女子統一ランキング1位は河原
女子統一ランキング
集計期間(2015年9月~2016年8月)
1位河原千尋 2780pt
2位栗林美幸 2240pt
3位梶谷景美 2000pt
4位夕川景子 1930pt
5位高木まき子 1680pt
6位野内麻聖美 1670pt
7位久保田知子 1640pt
8位光岡純子 1540pt
9位藤田知枝 1490pt
10位曽根恭子 1460pt