女子スリークッション世界選手権大会
'04年〜'08年に大会3連覇を果たしている肥田緒里恵
8月25日(木)より韓国・九里市の『九里市体育館』にて『女子スリークッション世界選手権』が3日間に渡って開催される。出場するのは16名の世界各国の代表選手。試合はまず、4名×4組の25点ゲームの予選リーグが行われ、そこから各組2名が30点ゲームの決勝トーナメントへと進む。女子スリークッション世界選手権の開催は6回目だ。
日本から参戦するのはまず初開催の'04年から'06年、'08年と3大会連続で世界チャンピオンの座に就いている肥田緒里恵。ディフェンディングチャンピオンのテレーズ・クロペンハウワー(オランダ)と同様に優勝候補の1人であり、今年の『全日本女子スリークッション選手権』では2年連続15度目の優勝を果たすなど日本女子スリークッション界をリードし続ける存在である肥田の4度目の戴冠に期待したいところ。
全日本女子3C選手権、2年連続準優勝の林奈美子
さらに、2大会連続準優勝の西本優子と全日本女子スリークッション選手権大会で2年連続のファイナリストとなっている林奈美子も参戦する。
前々回、前回大会で準優勝を果たしている西本優子
過去5大会のうち、日本勢が制したのは肥田の3回と'12年の東京開催時の東内那津未の1回を合わせて4回で、クロペンハウワーが制した'14年の前回大会は初めての海外選手の優勝であった。今大会は女子3C強国である日本がタイトルを奪還できるかどうか、というところで注目となるだろう。
もちろん、日本勢にとってクロペンハウワーが非常に大きな壁となることは明らかで、他にも韓国のイ・ミレやイ・シンニョンなどの強豪選手も多数参戦する。しかしながら、肥田はもちろんのこと出場する3名はいずれも世界に届く実力を十分に備えているはず。日本女子3選手が挑む、3日間に渡る戦いに要注目だ。