World 9-Ball Championships
左から赤狩山幸男、土方隼斗
世界一のナインボーラーを決める年に一度の『男子ナインボール世界選手権』が、カタール・ドーハを舞台にいよいよ開幕する。日程は7月25日(月)〜8月4日(木)までの11日間で、まずは4日間に渡り、7月30日(土)からの本戦・ステージ2への進出をかけた予選ラウンド・ステージ1がスタート。今年はここにJPBAから赤狩山幸男、土方隼斗、栗林達、青木亮二、白岩篤、竹中寛、吉岡正登の5名が挑戦する。
左から栗林達、青木亮二
ステージ1の通過枠は12。4日間の中で1人のプレイヤーは3回までトーナメントにチャレンジできる。フォーマットは7ゲーム先取のシングル・イリミネーション。世界中からトッププレイヤーが集まるこのステージ1は、最もハイレベルで過酷な予選と言えるものだ。昨年は赤狩山が見事に予選を突破している。
左から白岩篤、竹中寛、吉岡正登
今年の絶好調男・土方の参戦は2年振りとなる。今、波に乗るこのタイミングでカタールの地から世界を驚かせる活躍を期待したいところ。もちろん、2度目の世界タイトル獲得を狙う赤狩山や'11年に5位タイ、'14年に9位タイ(日本人最高位)となっている栗林など、強力なメンツが揃っており、日本のレベルの高さを示してくれるはずだ。
左から大井直幸、羅立文、川端聡
さらに今年の世界選手権にはシードとしてステージ2から大井直幸、羅立文、川端聡の3名も参戦。ドーハの地から、4人目の日本人世界チャンピオンは生まれるか。海を渡る10名のJPBA勢の熱い戦いに期待したい。