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12th PRO 3-CUSHION TOURNAMENT 『Billiards Cafe GLANZ』戦

左から5位タイ・島田暁夫、3位タイ・町田正、準優勝・田中潤、優勝・界敦康、5位タイ・小野寺健容、3位タイ・竹島欧、5位タイ・宮下崇生、5位タイ・甲斐譲二

7月16日(土)、東京・幡ヶ谷の『Billiards Cafe GLANZ』にて『12th PRO 3-CUSHION TOURNAMENT Billiards Cafe GLANZ戦』が開催された。今年開店したばかりの同店での公式戦は初で、昨年まで『アカデミーZ』(昨年閉店)で開催されていた同名のトーナメントを引き継いだ格好だ。

試合は予選を突破した選手にシード選手3名を合わせた13名による30点ゲームのシングルトーナメント。JPBFの猛者が集まる中でファイナルまで勝ち進んだのは田中潤と界敦康。

田中は今年の『東京オープン』で3位タイ、『全関東スリークッション選手権』で3位タイと安定した成績を残してきている。今大会では森陽一郎、島田暁夫、町田正というベテラン選手を続けて破ってのファイナル進出だ。

界敦康が約1年振りのファイナル進出

一方の界は言わずと知れたJPBFトッププレイヤー。こちらは萩原孝昌、小野寺健容、竹島欧を相手にしながら勝ち上がった。ファイナル進出は昨年の全関東スリークッション選手権以来。

3年振りの優勝となった

今年好調の田中と、実績で上回る界。いかなる結果にと思われたこの決勝戦だが最後は30-23・23キューにて界が制した。界のスリークッション種目での優勝は2013年の全関東スリークッション選手権以来、3年振り2度目だ。

来月はサンチェスも来日する予定だ。この夏はスリーがアツい！

次の試合も目前に迫っている。8月4日(木)から開幕する『第10回ヤマニカップ』だ。界や梅田竜二、島田、新井達雄などの国内トップ選手達はもちろんのこと、スペインのダニエル・サンチェスや韓国のキム・ジェグン、リー・チュンボクなどがやってくる。さらに9月には『JAPAN CUP』(福岡)もあり、この夏のスリー戦線は非常に面白くなってきそうだ。この一戦でさらに勢いづくであろう界と海外勢の対戦が今から非常に楽しみなところだ。

写真提供/キャロムビリヤードセミナー