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『第29回JAPAN OPEN』・男子2日目
ギャラリーで溢れかえるビリヤード・ロサ会場(東京・池袋)
17日(日)、『第29回ジャパンオープン』男子・2次予選が、『ビリヤード・ロサ』(東京・池袋)で行われた。この日は昨日の1次予選を勝ち上がった128名が一挙に集い、明日の『ニューピアホール』特設会場行きの16枚の切符を懸けた運命の1日だ。
土方隼斗、優勝以来のニューピアホール行き!!
この日はギャラリーに多くの観戦者が訪れ、魂と魂のぶつかり合いを見守っていた。特に呉珈慶(中国)vs吉岡正登のヒルヒルマッチ(呉が勝利)とその横で同じ時間帯に行われていた大井直幸、土方隼斗の横並びの3台の周りには数え切れないほどの人垣が。この日、当日券だけで160枚以上が売れていたというからそれも納得できる話。
大井直幸もベスト16入り
フォーマットはテンボール・9ゲーム先取の勝者ブレイク。そして、ベスト128からは絶対に負けられないシングルトーナメントで争われる。午前10時から熱戦はスタートし、1発勝負の激闘の末に多くのプロ・アマを含むプレイヤー達が、今年の夏の祭典から姿を消していった。
佐藤正行、ビアドから金星を挙げスポットライトの下へ
この日一番乗りでベスト16入りを決めたのは、田口晃晃アマを9-3で下した土方隼斗。それに続くように照屋勝司が、近年常連のようにニューピア入りを果たしている赤狩山幸男を退けてそのチケットをもぎ取る。
世界チャンピオン・呉珈慶が決勝日に見られる!!
ベスト128でディフェンディング・チャンピオンのカルロ・ビアド(フィリピン)から金星を挙げた佐藤正行は、そこから2連勝。最終では塙圭介を0点に押さえる出色の出来で特設入りを決めている。海外勢はビアドが姿を消したものの、ジェフリー・イグナシオ、アントニオ・リニング(ともにフィリピン)、呉珈慶(中国)、張榮麟、楊清順(ともに台湾)らが勝ち上がりを決めている
ジェフリー・イグナシオは関東オープンからの公式戦連覇が懸かる
2日間の激闘から生還を果たしたのは以下の16名。内訳は、JPBA10名、フィリピン2名、台湾2名、中国1名、アマチュア1名となった。
羅立文男子は昨年、一昨年と、このビッグタイトルを国外に流出させてしまったが、今年、取り戻すことができるのだろうか!? 数の上では11対5で有利だが、果たして。全ては明日の大一番で決す!
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