第17回レディーススリークッションアダムエメラルドカップ
左から、5位タイ・西本優子、3位タイ・林奈美子、準優勝・深尾典子アマ、アダムジャパン(大会スポンサー)・関根沙織社長、優勝・肥田緒里恵、3位タイ・東内那津未、5位タイ・小林諒子アマ
7月3日(日)、東京・新大久保の『ビリヤード小林』にて『第17回レディーススリークッションアダムエメラルドカップ』が開催された。21名の女子選手が参加し、ベスト8まではダブル・イリミネーションだ。そしてフォーマットは5点ゲーム1セットで、2セット先取となっている。
深尾典子アマ、プロを破って2年連続で大会ファイナリストに
まず決勝まで勝ち進んだのが昨年のチャンピオンでもある深尾典子アマ(MARS)。界文子、東内那津未という2名のプロを連破して勝ち上がっていった。もう一方の山からは林奈美子や小林諒子アマ(Kobby's)といったプロ・アマのトップ選手を相手に勝利を収めていった肥田緒里恵がファイナル進出。
肥田緒里恵は見事に昨年のリベンジを果たした
ファイナルがこのカードとなったのは2年連続。昨年は深尾が2セットを連取して勝利を収めていた。今年は深尾が1セットを先取するもののすぐに肥田が1セットを返し、最後は2イニングで上がり切った肥田が2-1(1-5,5-0,5-1)として、3年振りのエメラルドカップ優勝を果たした。
肥田は6月の『全日本女子スリークッション選手権大会』に続いての優勝。肥田が日本代表として出場する『スリークッション女子世界選手権』(8月・韓国開催)に向けてさらに勢いに乗る結果となった。
写真提供/キャロムビリヤードセミナー