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過去のニュース(2016年)

2016.06.23 トーナメント

斎藤慎太郎が福本宇太郎を下して優勝

第33回ORCオープン

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初優勝を果たした斎藤慎太郎


6月19日(日)、大阪府大阪市の『玉出ビリヤードACE』を決勝会場(予選は『マグスミノエ』『タツミ』併用)に開催された『第33回ORCオープン』。この大会は『大阪ローテーションクラブ』(ORC)が主催・主管するオープン戦で、第1回大会から現在までローテーションが競技種目となっている。フォーマットは予選が180点ゲーム、決勝が240点ゲーム。

今年は前回大会優勝の大井直幸(JPBA)が『第15回全日本スヌーカー選手権』出場のため残念ながら不参加となったが、関西圏を中心として数多くのプロを含めた100名が出場しハイレベルな戦いとなった。

日頃からローテーションをプレーするアマチュアプレイヤーも健闘し、ベスト8には主催のORC所属の松居勝巳、吉岡保俊の2名が残ったが、その他は今大会優勝経験を持つ川端聡杉原匡片岡久直、さらに斎藤慎太郎福本宇太郎のJPBA勢、フィリピンのラミル・ガレゴという陣容となった。

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今年もORCによるスムーズな運営で大会は進行。最前列左から、3位タイ・松居、準優勝・福本、優勝・斎藤、3位タイ・杉原


その中で安定したプレーを見せて優勝を果たしたのが斎藤。ベスト8で片岡を240-16で下した斎藤、準決勝ではガレゴとの接戦を240-196で制して勝ち上がった杉原を240-120で破って決勝へ。一方の山からはベスト8と準決勝でそれぞれ吉岡、松居のORCプレイヤーを倒した福本が勝ち上がる。

決勝では第1ラックからリードを保った斎藤が、福本のミスにも乗じて着々とポイントを重ねていき、第2ラックを終えた時点で228-12とリード。迎えた第3ラックのブレイクで7番、11番を沈め、この時点で勝負が決着。プロ公式戦ではないながら、斎藤にとってはプロキャリア初の嬉しいオープン戦優勝となった。

写真提供/JAPA