2016 AMWAY eSpring International women 9-Ball Championship
ステージ1は呉芷婷ら地元勢が5枠を奪い、日本は通過者ゼロ
6月13日(月)よりスタートしていた『2016 AMWAY eSpring International women 9-Ball Championship』のステージ1が昨日終了。日本からは10名の選手がエントリーしたが、本日より始まるステージ2進出者はいなかった。
ステージ2より河原千尋が出陣
野内麻聖美、曽根恭子がステージ1突破まであと2勝というところまで迫りはしたが、結果として突破したのは呉芷婷や柳信美などの台湾選手5名の他、インド、ベトナム、フィリピンと合計8名だった。
梶谷景美はケリー・フィッシャーらと同組に
そして、ステージ2からは河原千尋と梶谷景美が登場する。まず5名×8組リーグ戦が行われ、各組3名が決勝トーナメントへと進出。種目はナインボールで、リーグ戦が7ゲーム先取の勝者ブレイクで、決勝トーナメントから交互ブレイクとなる。そして、ベスト24とベスト16が7ゲーム先取、ベスト8と準決勝が9ゲーム先取、決勝戦が11ゲーム先取だ。
河原の同組には昨年に3位タイとなっているアンジェリン・チコア(インドネシア)と'13年世界チャンピオンの韓雨(中国)、さらにステージ1から上がってきた柳もいる。かなり濃いメンツに囲まれたリーグとなったが、着実に世界へと近付きつつある河原の1位突破の可能性は高い。
梶谷と同組となった郭思廷
そして、梶谷はケリー・フィッシャー(イギリス)や昨年の『ジャパンオープン』3位タイの2人である郭思廷(台湾)と呉と同組に。こちらもハードなメンバーとなったがこの梶谷もまた本命の1人であることも間違いないだろう。
アムウェイでは2度の優勝経験のあるキム・ガヨン
他組を見れば、キム・ガヨン(韓国)やルビレン・アミット(フィリピン)、劉莎莎(中国)などワールドトップクラスがズラリ。この中で、ステージ1で敗れた日本人選手達の無念も晴らすような河原と梶谷の活躍を期待したい。女子トップ選手達の華やかな戦いは本日よりさらに熱くなっていく。