JPA Kanto area Team Championships 2016
『バグース六本木店』には幾度も歓声が響き、大盛り上がりのKTCとなった
6月12日(日)、東京都港区の『バグース六本木店』にて『JPA Kanto area Team Championships 2016』(以下、KTC)の最終日が行われ、その頂点に立った3チームが8月にアメリカ・ラスベガスで開催される『APA World Pool Championships』に日本代表として出場する権利を獲得した。
広大な会場に300台以上のテーブルが並べられるラスベガス大会
今大会はナインボールの部でA、Bの2つのトーナメント、そしてエイトボールの部で1つのトーナメントが行われた。このKTCに出場するためにまずは一年間、3シーズンに渡る地区(ディビジョン)リーグで優勝しなくてはならない。
そしてこの決勝日まで到達する道のりも長く、6月4日(土)、5日(日)、11日(土)と3日間に渡って激闘が繰り広げられたのだ。そしてこの日、この会場に集まったのはナインボールの部・16チーム、エイトボールの部・4チームのみ。
ナインボール代表チーム:『at wills +』(パラダイス/大岡山)
一年間に渡る戦いの集大成となるだけに、どのチームも一様に気合いが入った様子でチームメイトへの声援も常に大きい。時には歓声を上げ、大きなガッツポーズを見せ、会場は熱気に包まれていた。
ナインボール代表チーム:『TFF-うっしー』(ビリヤードニッカ/五反田)
その中で見事に優勝を果たし、ラスベガス行きの切符を手にしたのはナインボールの部が『at wills +』(パラダイス/大岡山)と『TFF-うっしー』(ビリヤードニッカ/五反田)。エイトボールの部が『Mr.8』(ミスタースポーツマン学芸大学/目黒)となった。
エイトボール代表チーム:『Mr.8』(ミスタースポーツマン学芸大学/目黒)
この3チームと、今週末の6月19日(日)に関東以外のチームが大阪に集まって行われる『JPA West area Team Championships 2016』の優勝チームが今年の日本代表チームとしてラスベガスへと派遣されるのだ。ラスベガスで行われる大会は300台以上のテーブルが並べられた広大な会場で延べ1万人以上のプレイヤーが集まる世界最大のビリヤード大会である。
実は、来年の出場権を争う戦いも今まさに始まりつつある。現在、12都府県で開催されているJPAだが、一部のエリアではすでに夏のシーズンがスタート。参加はまだ間に合うので興味のあるプレイヤーはJPAブログ「2016 夏セッション 開催要項」をチェックするべし。ラスベガス行きの切符は、初心者から上級者まで全てのプレイヤーに平等に手にするチャンスがある。
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