東日本グランプリ第3戦@Link北千住
会場の『Link北千住』(東京都足立区)
5月21日(土)と22日(日)の2日間にわたって、『東日本グランプリ 2016 VSPHOENIX S4 TOUR』の第3戦が開催される。全7戦開催される同シリーズが早くも中盤戦に突入していく格好だ。第3戦の決勝会場(22日・ベスト16より)は、『Link北千住』(東京都足立区/第1戦の『Link西川口』同系列店)。
22日の決勝日のフォーマットは、テンボール・8ゲーム先取(ベスト4から7ゲーム先取に変更。前日の予選は9ゲーム先取で行われる)の勝者ブレイクだ。
第2戦で病からの復帰戦を優勝で飾った西嶋大策
第1戦では今シーズン既にJPBA公式戦3勝、準優勝2回と乗りに乗っている土方隼斗がその勢いを決定付けるべくシーズン2勝目を挙げ、第2戦は昨年に大病を患い、トーナメント戦線を離れていた西嶋大策が優勝し、ドラマチックなカムバックを果たした。
第3戦を、シードで決勝日から登場することが決まっているのは前回大会優勝の西嶋、そしてスポンサーシードの小原洋平の2人。そして、それぞれ北海道予選と東北予選を勝ち抜いた矢後満とアマチュア・吉田無限(青森)も同様に枠を確保した。この4名は決勝日からの参戦となっているため、ベスト16の残り12席を土曜日の予選で選び出すことになる。
先週末の全日本14-1オープン選手権を制した赤狩山幸男
直近の大会、先週末に行われた『第44回全日本14-1オープン選手権大会』で優勝を果たした赤狩山幸男や今季絶好調の土方、近年この東日本グランプリの年間MVPレースで土方とデッドヒートを繰り広げている栗林達や羅立文といった決勝シングル常連組も本シリーズの予選では、土を付けられ兼ねないほど、予選はハイレベルを極めている。
日曜日に勝ち残っている顔ぶれはどのようになっているのだろうか。予想は難しい。東日本グランプリの年間ランキング争いにおいては、1度の勝利がその後のレースで優位に働く。早い段階で勝つことの意味は大きい。また、MVPを勝ち取る者はシリーズ複数回優勝というケースが多い。現在その可能性があるのは2人。結末は果たして。
今季「6分の5」の確率でファイナルに進出(内3度優勝)している土方隼斗
会場のLink北千住店は北千住駅東口からおよそ徒歩1分。決勝日の前売り券は1,500円にてLink系列店で販売中だ。当日券も販売される(2,000円)。ビリヤード好きならぜひ生観戦を!