第40回全日本アマチュアナインボール選手権
アマチュアポケット界におけるビッグタイトルの1つであり、通称「アマナイン」として知られる『全日本アマチュアナインボール選手権大会』が、5月21日(土)より2日間にわたって、兵庫県尼崎市の『あましんアルカイックホール・オクト』特設会場で開催される。A級とB級は各128名の参加者を迎えて明日から、女子級は64名枠で決勝日の日曜日にスタートする。
試合はナインボール、A級9ゲーム先取、B級7ゲーム先取、女子級6ゲーム先取、シングル・イリミネーションにて行われる。またブレイク時は全ての級でスリーポイントルール採用となる。
会場は『あましんアルカイックホール・オクト』
会場のあましんアルカイックホール・オクトは毎年11月に行われる『全日本選手権大会』と同じ会場。舞台としても大会のグレードとしても、アマチュア選手にとって最高峰の舞台の1つだ。
昨年A級入賞者
A級の昨年チャンピオンは広島の大塚郷司。歴代のチャンピオン達を遡れば、奥村健や川端聡、田中雅明など日本のトップに立ってきた選手達が名前を並べる。近年も喜島安広(埼玉)や中野雅之(広島)などトップアマ達が優勝を果たしてきた。今年もハイレベルな戦いとなることは間違いない。
B級はまさにネクストブレイクを狙う未来の猛者達のクラス。この大会を目指してさらに研鑽を積んできた彼らもまた、熱いゲームを繰り広げることだろう。
昨年女子級入賞者
そして、女子級もこれまた熱い。昨年は、第8期女流球聖位に就いた北海道の平口結貴が自身初の全国タイトルを獲得。そのファイナルの相手は4月の女流球聖位決定戦でも戦った千葉の佐原弘子だった。佐原はこのアマナインで準優勝が続いており、今年は'07年以来のアマナイン奪取を目指すところだ。他にも『アマローテ』チャンピオンの水野早苗(大阪)、女流球聖戦西日本代表の妹尾恵子(大阪)など東西から強豪が集う格好だ。
このアマチュア日本一をかけた舞台で2日間に渡って繰り広げられる試合の数々は、最初から最後まで熱戦の連続となるに違いない。