第28回北海道オープン
決勝会場は『ノルベサ』3階の特設会場
本日、北海道札幌市の『ノルベサ』3階特設会場にて『第28回北海道オープン』の決勝日が行われる。昨日の大熱戦を突破した16名が多くの人が集まる複合商業施設にビリヤードテーブルが並べられたスペシャルな舞台に集うのだ。
大井直幸、連覇を狙い決勝日へ
昨年のチャンピオンである大井直幸を始め、今年既に3勝の土方隼斗、過去3度優勝している羅立文、さらに赤狩山幸男に栗林達など、国内トップランカー達の多くが本日も優勝を争うことになる。
久々の全国オープンベスト16入りとなった白岩篤
しかしながら昨年の全日本ランキング4位、2013年優勝者である竹中寛はベスト64にて敗退。そしてその竹中を破った白岩篤がベスト16入りしており久方ぶりの全国オープン戦決勝ラウンド進出となるだけに、白岩の活躍には注目。他にも津堅翔や菊嶋淳史、繁森大吾といった初のタイトルを狙う選手達も控えている。
ガレゴが2年連続で決勝日に残った
また、16枠のうち3枠を昨年もベスト8入りしているラミル・ガレゴを始めとしたフィリピン勢が奪った。これまで大会史上フィリピン選手の優勝はないが、特設の舞台で北海道のビリヤードファンにどのようなプレーを見せるのだろうか。
平口結貴、最後は羅に敗れたが地元の舞台でその実力を示した
また、平口結貴と佐原弘子という2名の女子トップアマが男子選手を破ってシングルトーナメントへと駒を進めたのもノルベサでの話題をさらった。ともに、ベスト64で敗れはしたものの大会を大いに盛り上げる活躍だった。決勝日に進出したアマチュア選手は長谷川俊介のみだったが、他にもアマチュア選手の奮闘が目立った大会だったように感じられる。
さて、本日は10時半より大会がスタートする。会場のノルベサは札幌市営地下鉄すすきの駅のすぐ近くでアクセスは簡便。さらに、オープンなスペースで行われるのでもちろん無料で観戦できる。北海道のビリヤードファンはこの機会を逃すべくもないだろう。