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過去のニュース(2016年)

2016.04.15 トーナメント

女流球聖戦、今週末は女子アマ決戦も熱い!!

第8期女流球聖戦・挑戦者決定戦&女流球聖位決定戦

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会場は毎年恒例の大阪・マグスミノエ(写真は昨年の女流球聖戦)

明日、4月16日(土)に『第8期女流球聖戦・挑戦者決定戦』が、17日(日)には『女流球聖位決定戦』が大阪市住之江区の『マグスミノエ』において開催される。この女流球聖戦・挑戦者決定戦は、西日本と東日本に分かれて複数回の予選を勝ち抜いた(西日本はC級戦から、東日本はB級戦からスタート)東西の代表が、文字通り現女流球聖位・佐原弘子への挑戦権を懸けて対戦するというもの。

そのフォーマットはナインボール・7ゲーム先取(交互ブレイク)を1セットとし、これを先に3セット獲得したプレイヤーが勝利するという、国内では数少ないロングゲームの1つだ。

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平口結貴、一昨年のリベンジを果たすことができるか!?


挑戦者決定戦を戦うのは、この春に高校を卒業したばかりの18歳・平口結貴(北海道)。一昨年にこの挑戦者決定戦を制し、女流球聖戦で佐原とフルセット・フルゲームの死闘を演じたのは記憶に新しいところ。昨年は『全日本アマチュアナインボール選手権・女子級』のタイトルを獲得している。

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ボウラード主婦・妹尾恵子、愛キュー『サウスウエスト』で女流球聖位を狙う


対するは、結婚、育児で約10年のブランクを経て5年前に復帰を果たした大阪の妹尾恵子。家族4人全員がビリヤードを嗜む撞球一家の母で、人呼んで「ボウラード主婦」。県代表として全国大会への出場多数経験があり、会場のマグスミノエをホームとするプレイヤーで、愛キューは婚約指輪代わりにご主人から贈られたという『サウスウエスト』。

会場を知っている強みが妹尾にはあり、平口にはこの厳しい戦いを勝ち上がった経験がある。いずれもこの舞台に立つに相応しい実力者。果たして、女王に刃を突き付けるのはどちらになるのか!?

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4タイムス女流球聖・佐原弘子

翌日の女流球聖位決定戦は、前述フォーマットよりもさらに長いナインボール・7ゲーム先取(交互ブレイク)の4セット先取マッチ。待ち受ける佐原は、在位4期となるアマチュア界の女王とも呼べる存在だ。既に3度の防衛を果たしている時点で偉業ではあるが、その覇道は更なる快挙となって続いて行くのか、注目が集まる。

防衛か? 若手の勢いか? 東からの覇権奪還(2011年以降、杯は東から動いていない)か? 明日から2日間の長い熱戦の火蓋が切って落とされる。

写真提供/JAPA