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過去のニュース(2016年)

2016.04.11 トーナメント

全日本ジュニアは田中汰樹が史上4人目の連覇!

第16回全日本ジュニアナインボール選手権大会(JOCジュニアオリンピックカップ)

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愛知の田中汰樹が大会連覇!


4月10日(日)、東京・荻窪の『ポイントサンビリ荻窪西口店』にて『第16回全日本ジュニアナインボール選手権大会』が開催された。今年も全国から12名の選手が集い、ジュニア日本一の座を争った。

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会場は『ポイントサンビリ荻窪西口店』


試合はナインボールの交互ブレイクによって行われた。6名×2組での5ゲーム先取のリーグ戦を行って各組上位2名が決勝リーグへ進み、そこから6ゲーム先取となるというフォーマット。決勝リーグに限り、プッシュアウトが採用された。

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後列左から林武志(関東)、西岡未彩輝(関東)、若林諒(関東)、岩本剛(関西)、成田勝也(九州)、新垣敏郎(沖縄)。前列左から大島健志(関東)、山内朝喜(北陸)、村松勇志(関西)、田中汰樹(前年度優勝者シード)、杉山功起(中部)、大神虎太郎(北陸)


予選からいずれの選手も大人顔負けのランアウトを連発。例年のことだが、ハイレベルな大会となった。予選を突破したのは1組から着順で前回大会優勝者の田中汰樹(16歳)と前回大会3位の林武志(15歳)、2組から着順で杉山功起(15歳)と西岡未彩輝(18歳)の前回大会は予選突破が叶わなかった2名。

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4位・杉山功起。実力は上位3名とも決して差はなかった


ジュニアの全日本選手権者を決める戦いは、1回転目から西岡がチャンピオンの田中をヒルヒルの末に破るところからスタート。実力は拮抗しており、最終回転に入る時点で西岡が2勝、林と田中が1勝1敗と3名に優勝のチャンスがある状況に。最後のカードは田中vs杉山、西岡vs林となった。

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3位・林武志。惜しくも得失点のわずかな差で昨年と同順位に


試合は先に田中が6-2で勝利を収めてもう1試合の結果を待つ状況に。西岡は今年が最後の全日本ジュニアで優勝への思いも人一倍。なんとか初の栄冠を掴みたいところだったが、惜しくも6-4で林に敗れた。

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準優勝・西岡未彩輝。最後の全日本ジュニアで国際大会代表圏内に


これで3名が2勝1敗で並ぶ結果になったが、得失点差で田中が2年連続の優勝となった。全日本ジュニアで連覇を果たしたのは土方隼斗(JPBA)、小川徳郎、小宮鐘之介に次いで大会史上4人目。そして2位は西岡、3位に林、4位が杉山という結果となった。

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優勝・田中汰樹。今月は『北海道オープン』も出場予定で、大人との戦いでも活躍を期待したい


今大会はジュニア国際大会へのNBAからの派遣選手の選考も兼ねており、田中は今年も国際大会への挑戦権を手にした。昨年で言えばアジアジュニア選手権には男女2名が派遣されているので、大会開催地にもよるが西岡、林にもチャンスがある。また、前日に行われた女子の選考会は奥田玲生(関東)が1位、村松さくら(関西)が2位となっている。ジュニア選手達の国際舞台での活躍に今年も期待したい。

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