BillicceR 全国大会
3月20日(日)、東京都港区『東京タワーメディアセンター』にて、ビリヤードとサッカーが融合した新感覚のゲーム『ビリッカー』の日本一を決める大会『BillicceR 全国大会』が行われた。この大会には、昨年11月と今年の2月にそれぞれ関東と関西で開催された予選を勝ち抜いたチームが参加している。
優勝した『フロントリバー』チーム
当日は、最初に東西の予選を勝ち抜いてきたチームによるリーグ戦が行われ、そこを突破した2チームが決勝戦に臨み、関西予選から上り詰めてきた『フロントリバー』チームが見事、優勝を果たしている。同チームは、優勝賞金5万円とともに、日本で初めての「日本一」の称号を手にした。
エキシビション・マッチを戦った早川英房プロ(中央)とフットサルの中井健介選手(右)と滝田学選手(左・ともに『ペスカドーラ町田』)
そして関西、関東予選同様に、この日も『サッカーの達人vsビリヤードの達人』のエキシビションマッチが催されており、関東大会でも本エキシビションをプレーしていた早川英房プロ(JPBA)が、ビリヤードを代表して登場。サッカーの達人にはフットサル・クラブチーム『ペスカドーラ町田』の中井健介選手と滝田学選手が参戦。
最終的には早川プロが伝えたビリヤードの知識・狙い方を実践し、見事に成功させたサッカーの達人チームが勝利している。これで予選を合わせるとサッカーの達人2勝、ビリヤードの達人1勝で、総合成績によりサッカーの達人の勝利となった。
今後の大会やイベントについての詳細は今のところ明らかになっていないが、この新しいゲームがこれからどのような発展を遂げて行くのか、楽しみでならない。まずは、多くの人々にこのビリッカーを体感してほしいところ。ビリヤードをあまり知らない層にとっては、競技自体はもちろん、ルールを知る上でも良きツールであることは間違いない。
写真提供/日本ビリッカー協会