第2回チャイニーズエイトボール世界選手権
曽根恭子、日本勢で唯一の予選ラウンド通過
3月13日(日)より、中国玉山県で開幕したチャイニーズエイトボール(以下、C8)を種目とした『第2回チャイニーズエイトボール世界選手権』。昨日までで、各プレイヤーに2度の挑戦チャンスが与えられていた予選ラウンドが終了し、本戦のステージ1へ進出するプレイヤーの顔ぶれが決定した。
日本からは昨年よりC8の大会に参加している大井直幸と福田豊、井澤勝幸、JSAに所属しながらポケットビリヤードもプレーする長谷修次アマ、初参戦の竹中寛、青木亮二、浜田翔介、女子では北山亜紀子、曽根恭子、小野田のり子らが参戦していたが、曽根を除く日本人選手はここで姿を消すことになった。大井と浜田は予選ラウンド2の最終戦まで進んでいただけに、敗退が悔やまれる。
大井直幸、惜しくも予選最終で敗れる
男子ステージ1は、海外選手予選を通過した16名、中国人選手予選を通過した15名にWPBSA(ワールドスヌーカー)ランキング上位8名、WPA(世界プール協会)ランキング上位8名などのシード選手が加わる(計64名)。女子も同様に中国内外のそれぞれの予選ラウンドを勝ち抜いた8名(計16名)とWPAランキング上位8名といったシード選手達を合わせた32名による争いだ。
しかし男女ステージ1は予選同様に再び、男子海外、男子中国内、女子海外、女子中国内の4つのグループに分かれ、ダブル・イリミネーション・トーナメントとなる。男子は勝者側と敗者側から16名ずつ(計32名)、女子は同様に8名ずつ(計16名)が勝ち残り、中国内外の隔てを取り除いた一発勝負の決勝トーナメント・ステージ2へとつながっていく。
昨年優勝したダレン・アプルトンは本戦から出場
17日からのステージ1には、ポケット、スヌーカーのワールドクラスの選手達が登場する。昨年の優勝者であるダレン・アプルトン(イギリス)や、昨年にナインボールとテンボールの世界選手権二冠を果たした柯秉逸(台湾)、スヌーカーからは中国の英雄・丁俊輝を始め、ジャッド・トランプ、ニール・ロバートソン、ジョン・ヒギンス、マーク・ウィリアムスら豪華な面子が出場する。
女子も陳思明(中国)、キム・ガヨン(韓国)、ルビレン・アミット(フィリピン)、ジャスミン・オーシャン(オーストリア)など、やはり世界チャンピオン級の選手達ばかりだ。
キム・ガヨンを始め、世界のトップスターが登場する