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過去のニュース(2016年)

2016.03.16 トーナメント

チャイニーズ8、曽根恭子が予選突破!

第2回チャイニーズエイトボール世界選手権

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曽根恭子、日本勢で唯一の予選ラウンド通過


3月13日(日)より、中国玉山県で開幕したチャイニーズエイトボール(以下、C8)を種目とした『第2回チャイニーズエイトボール世界選手権』。昨日までで、各プレイヤーに2度の挑戦チャンスが与えられていた予選ラウンドが終了し、本戦のステージ1へ進出するプレイヤーの顔ぶれが決定した。

日本からは昨年よりC8の大会に参加している大井直幸福田豊、井澤勝幸、JSAに所属しながらポケットビリヤードもプレーする長谷修次アマ、初参戦の竹中寛青木亮二浜田翔介、女子では北山亜紀子曽根恭子小野田のり子らが参戦していたが、曽根を除く日本人選手はここで姿を消すことになった。大井と浜田は予選ラウンド2の最終戦まで進んでいただけに、敗退が悔やまれる。

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大井直幸、惜しくも予選最終で敗れる


男子ステージ1は、海外選手予選を通過した16名、中国人選手予選を通過した15名にWPBSA(ワールドスヌーカー)ランキング上位8名、WPA(世界プール協会)ランキング上位8名などのシード選手が加わる(計64名)。女子も同様に中国内外のそれぞれの予選ラウンドを勝ち抜いた8名(計16名)とWPAランキング上位8名といったシード選手達を合わせた32名による争いだ。

しかし男女ステージ1は予選同様に再び、男子海外、男子中国内、女子海外、女子中国内の4つのグループに分かれ、ダブル・イリミネーション・トーナメントとなる。男子は勝者側と敗者側から16名ずつ(計32名)、女子は同様に8名ずつ(計16名)が勝ち残り、中国内外の隔てを取り除いた一発勝負の決勝トーナメント・ステージ2へとつながっていく。

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昨年優勝したダレン・アプルトンは本戦から出場


17日からのステージ1には、ポケット、スヌーカーのワールドクラスの選手達が登場する。昨年の優勝者であるダレン・アプルトン(イギリス)や、昨年にナインボールとテンボールの世界選手権二冠を果たした柯秉逸(台湾)、スヌーカーからは中国の英雄・丁俊輝を始め、ジャッド・トランプ、ニール・ロバートソン、ジョン・ヒギンス、マーク・ウィリアムスら豪華な面子が出場する。

女子も陳思明(中国)、キム・ガヨン(韓国)、ルビレン・アミット(フィリピン)、ジャスミン・オーシャン(オーストリア)など、やはり世界チャンピオン級の選手達ばかりだ。

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キム・ガヨンを始め、世界のトップスターが登場する


トーナメント表にはビッグネーム揃い。日本勢としては女子の曽根のみとなってしまったが、日本ではあまり馴染みのない競技で、彼女がどこまで上位に食い込んでいけるだろうか!? ポケット、スヌーカー、C8のトップ勢の激突から目が離せない。

※『top147.com』でネットライブ配信(中国ビリヤードサイト)も行われている。

【男子予選通過選手】
マイケル・ヒル(イギリス)
スコット・ギレスピー(イギリス)
コンラト・ユスチェシュン(ポーランド)
傅哲偉(台湾)
トーステン・ホーマン(ドイツ)
アリ・マグサウド(イラン)
ファン・ヨン(韓国)
クリス・メリング(イギリス)
ヴァンサン・ファケー(フランス)
張榮麟(台湾)
リー・バン・コルテッザ(フィリピン)
ダリル・ピーチ(イギリス)
張玉龍(台湾)
謝佳臻(台湾)
ソヘイル・ヴァヘディ(イラン)
トウ・リャンハン(シンガポール)

【女子予選通過選手】
クラウディア・ジャジャリー(マレーシア)
アナスタシア・ニエクワ(ロシア)
郭思廷(台湾)
オリヴィア・チュプリンスカ(ポーランド)
柳信美(台湾)
トウ・ジャーウェン(シンガポール)
曽根恭子(日本)
アイリス・ラノーラ(フィリピン)
カミラ・コジャエバ(ベルギー)