東日本グランプリ第1戦@Link西川口
大井直幸が優勝した先月末の『西日本グランプリ』開幕戦に続き、今週末の12日・13日(土ー日)、『東日本グランプリ』もその幕を開ける。今年から大会名に冠スポンサーが付いて『JPBA GRAD PRIX EAST 2016 VSPHOENIX S4 TOUR』となったのは明るいニュースだ。
15年の最終戦で優勝した早瀬優治はシードでベスト16から
新名称となった記念すべき第1戦の決勝日の開催地は『Link西川口』(埼玉県川口市。予選はその他東京、神奈川、埼玉のビリヤード店を併用)。大会フォーマットはテンボールの勝者ブレイク、セルフラック。予選は9ゲーム先取、決勝日のベスト16から8ゲーム先取のシングルトーナメントとなっている。
会場は埼玉県川口市の『LINK西川口店』
本大会は、JPBA所属のプロ達が所属地区によって東西に分かれて複数回トーナメントを戦い、獲得ポイントによってシリーズMVPを争うもの(東は全7戦)。東では昨年、土方隼斗がシリーズ終盤で栗林達をかわしてその座に付いていた。本シリーズは毎年年末の終盤戦に差し掛かると、トーナメントの勝敗だけでなく、ポイント争いでも注目を集める大会でもある。
開催店シードは塙圭介
既に東北予選と北海道予選は終了しており、大井仁(東北)と森谷眞樹アマがそこを勝ち抜いてベスト16への切符を手にしている。また、昨年の最終戦で優勝した早瀬優治、開催店シードの塙圭介もその権利を持つ。残り12枠を懸けて、まずは土曜日に予選が行われるが、その争いはプロが口を揃えて「勝ち上がるのが難しい」と言うハイレベルなもの。決勝日に残るのが、どんな顔ぶれとなるのかも楽しみなところ。
昨年の開幕戦では、プロ引退を懸けて臨んだ東北代表だった林研字が劇的な優勝を飾った(優勝者シードで第2戦もプロとして出場。現在は引退)が、果たして、今年の開幕戦はどのようなドラマが待ち受けているのだろうか。