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過去のニュース(2016年)

2016.03.14 トーナメント

GPE開幕戦は隼斗が獲る! 通算14度目!!

東日本グランプリ第1戦@Link西川口

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通算14度目の優勝を果たした土方隼斗


13日(日)、『東日本グランプリ』の開幕戦が、埼玉県川口市の『Link西川口』で開催された。今年から新たに東日本ブロック長となった岡田將輝の一斉ブレイクの号令で幕を開けた'16年シリーズ。大会名に冠スポンサーが付いて『JPBA GRAD PRIX EAST 2016 VSPHOENIX S4 TOUR』(正式名称)となった記念すべき緒戦をモノにしたのは、グランプリと言えばこの人、通算14勝目を飾った土方隼斗だった。

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12年以来のGPE開催となった『Link西川口』


ベスト16では、土方が高野智央を相手に圧巻のゲームを展開。スコアは8-0、高野がこの試合でポケットした球は、セーフティでノーコールインとなった1球だけ。残り全てを土方が落としてみせた。このステージでは他に、小川徳郎vs森谷眞樹のアマチュア対決もヒルヒルまでもつれ込む激闘となり注目を集める。最終ゲームの森谷アマのブレイクがノーインに終わると、小川アマがここを取り切ってベスト8へ。

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プロは皆、大会冠スポンサーの『VSPHOENIX』ワッペンを付けていた


土方はここからベスト8で小川アマ(ヒルヒル)、ベスト4で嶋野聖大(8-6)という若手同世代対決をともに接戦の末に制して決勝へ進んだ。惜しくも敗れた両名には勝機もあり、トッププロの一角である土方に比肩する実力を既に身に付けていることを十分に証明して見せた。

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3位タイ・早瀬優治


反対の山から決勝に駒を進めて来たのは、塙圭介虻川修早瀬優治という屈指の難敵を下してきた羅立文。ファイナルのカードは「グランプリを勝ち慣れている者同士」という印象だが、意外にも決勝でこの2人が当たるのは約4年ぶりとのこと。

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3位タイ・嶋野聖大


試合は羅が先行するものの、チャンスを掴んだ土方が抜き去り、今度は羅が追い付く(5-5)という一進一退の攻防となる。再逆転が懸かった第11ゲームを、羅のシュートミスから土方が得点に繋げると、リーチをかけるべく臨んだ第12ゲームではジャンプショットと難しい空クッションを強いられながらも加点。最後のゲームはブレイクも決まり、土方が鮮やかにマスワリで締めた。

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準優勝・羅立文


終わってみれば「結局、土方」だったが、その中身は「結局」では片付けられないほどに濃く、決勝日にヒルヒルマッチが多かったこともそれを反映している。栗林達赤狩山幸男といったトッププロが、決勝会場不在という事実も、グランプリのレベルの高さの現れ。そんなシリーズだからこそ、土方が14回勝ったことの価値は高い。

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公式戦3連勝を懸け、来週の全日本ポケットビリヤード選手権へ


今回のように毎度、高次元の争いを全7戦で繰り広げてくれるのが東西のグランプリシリーズ。東の次戦は4月16日・17日(土-日)、決勝会場は千葉県習志野市の『POOL KAISER』(予選は他会場併用)だ。要注目!!

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