第66回春季全関東アマチュアスリークッション・段位戦
春の段位戦が進行中
1月からスタートしている『第66回春季全関東アマチュアスリークッション』、通称「春の段位戦」がいよいよ後半戦に入っている。1月の一級戦を終え、2月11日(木・祝)には初段戦が行われた。
初段戦、二段戦ともに会場は『ビリヤードヤマニ』
初段戦決勝日の会場は東京・小岩の『ビリヤードヤマニ』。6名×2組のリーグ戦の各組上位3名が順位決定戦へ進むというフォーマットとなっており、試合点数は11点。
左から、4位・春日翔太(ニッカ)、準優勝・小宮由起夫(ヤマト)、優勝・渡辺智(サンブリッヂ)、3位・大番俊明(EAST)、5位・江口友康(ALICE)
優勝決定戦に進んだのが渡辺智選手(サンブリッヂ)と小宮由紀夫選手(ヤマト)の2名。この戦いを11-6・22キューで制した渡辺選手が優勝し、昇段を果たしている。渡辺選手は同時に、予選ゲームの結果からハイラン賞(5点)、ベストゲーム賞(7キュー)も受賞。また、3位入賞を果たした大番俊明選手(EAST)も決勝日のアベレージで0.485を記録し、昇段を果たした(昇段規定:優勝または入賞かつアベレージ0.450以上)。
3月6日(日)には同じく、ビリヤードヤマニにて二段戦の決勝日が行われた。こちらはリーグ戦が各組5名、試合点数が14点。上位3名が順位決定戦に進むというのは初段戦と同様となる。
二段戦優勝の馬場範義選手
優勝決定戦へと駒を進めたのは馬場範義選手(神奈川予選代表/ニュー文化)と先の初段戦で昇段したばかりの大番選手。この戦いは馬場選手が14-10・17キューで勝利し、二段戦優勝、そして三段昇段となった。
左から、4位・石井舞(ルパン)、準優勝・大番俊明(EAST)、優勝・馬場範義(神奈川予選代表/ニュー文化)、3位・岡村達雄(ニッカ)、5位・中村勝(ニッカ)
また今大会4位の石井舞選手(ルパン)がこの日のアベレージで0.572を記録して昇段(昇段規定:優勝または5位入賞かつアベレージ0.550以上)すると同時にハイラン賞(6点)、ベストゲーム賞(8キュー)も受賞している。
アマチュアスリープレイヤー達が熱く戦うこの段位戦もあとは三段戦と四段戦を残すばかり。それぞれの決勝日が4月3日(日)、4月29日(金・祝)となっている。
写真/キャロムビリヤードセミナー