第16回ニッカオープン
大会ディフェンディングチャンピオンの小林英明
今週末の2月27日、28日(土・日)の2日間に渡って東京・五反田の『ニッカ』にて『第16回ニッカオープン』が開催される。2016年JPBF開幕戦の『第22回東京オープン』に続いて早くも2戦目だ。
試合点数は30点のシングルトーナメント。昨週にアマチュア予選、東日本予選も終えてこの本戦に出場する30名が出揃っている。
昨年のランキング1位、梅田竜二
今大会で注目すべきは梅田竜二。昨週の『世界スリークッション選手権大会・国別対抗戦』では予選で敗れはしたものの、昨年の世界チャンピオンであるトルビヨン・ブロムダール(スウェーデン)を破るなど好プレーを見せている。その好調振りを一見する価値は間違いなくあるだろう。
同じく国別対抗戦に出場し、帰国したばかりの小林英明も昨年後半から国内戦で高アベレージを残し続けている。昨年8月の前回大会で優勝したのを皮切りに、9月の『第26回ジャパンカップ』で3位タイ、11月の『第26回全日本プロ3C選手権大会・アダムジャパンカップ』で優勝、そして今月の東京オープンで準優勝。今年1勝目に最も近い選手の1人であるはずだ。今大会はシード枠を得て、ベスト16から登場する。
スポンサーシードでベスト16から登場する真野正光
またニッカ店主の真野正光はスポンサーシードでの出場。3年振りに開催された前回大会ではホームの大声援を受けつつ勝ち上がり、小林とのファイナルを撞いている。ニッカオープンの初代チャンピオンでもある真野はどのようなプレーをファンに披露するのだろうか。
もちろん、新井達雄や島田暁夫、宮下崇生など全日本チャンピオン達がトーナメント表に名を連ねている。27日にはベスト32とベスト16のうちの4試合、28日にベスト16の後半から決勝戦までが行われる。両日ともに午前11時から試合がスタートで、観戦は無料だ。開幕から間もない2016年のスリークッション戦線、誰が飛び抜けていくのかを目撃してほしい。